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商品の情報

赤い文化住宅の初子 [DVD]

赤い文化住宅の初子 [DVD]

タナダユキ, 佐野和真, 東亜優, 塩谷瞬
JVCエンタテインメント(2008-01-25)

アマゾン価格: 3,356
 → マーケットプレイス: 2,788 円 より
定価: 3,990 円
アマゾン売上ランキング: 18223位
DVD / 通常24時間以内に発送
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 3件

[4点] やっちもねぇ
松田洋子の人気コミックをタナダユキが映画化。父親が蒸発、母親が交通事故死。生活のため高校中退したキレ系の兄と二人で文化住宅暮らしをしている初子は、やることなすことすべてがドンくさい女子中学生。たくましい想像力で恵まれない境遇から希望を勝ち取ったたくましい『赤毛のアン』が大っ嫌いだけど、大切な母親の形見を手放せない。でも初子にとっては唯一の心の救い、三島君というハンサムで頭のいいボーイフレンドがおったんよ。

こういう邦画を見ると「やっぱ日本人は貧乏がよく似合っているなぁ」とつくづく思ってしまう。茶髪とマスカラで外タレを気取ってみても、世界からみれば黒髪&無表情が日本人の標準イメージ。そんな地味な日本人の典型顔をしている東亜優が初子を好演している。大好きな兄ちゃんには邪険にされるし、親切にしてくれたおばさん(浅田美代子)も実はあやしい○○関係者。まったくやる気のない担任教師(坂井真紀)からも「誰も助けてくれないわよ」と突き放され、極めつけはホームレス父さん(大杉漣)の○○という、今現在も(そして将来もきっと)救いのない初子の人生なのだ。

そんな初子が(赤毛のアンと同じような)想像力を働かせるシーンが、時折カットバック的に挿入されるのだが、これが絶妙のアクセントになっている。同級生やラブラブの三島君の言動に傷ついたり喜んだりするたびに、控えめなイマジネーションを働かせる初子がいとおしくてたまらない。鞆の浦駅での三島君との○○シーンも、初子の想像の世界ではなかったのかと思わせるラストの切り方にもタナダユキのセンスの良さを感じるのだ。バブル気分がいまだに抜け気っていない青春恋愛モノとは一味も二味も違う貧乏少女の純愛映画は、公園のブランコで“ビスケ”を2人で分け合って食べるようなけなげなカップルに是非おすすめしたい1本だ。 (2008-11-24)
[3点] どこがどういいというわけでもないのですが・・・
けっして幸せとはいえない境遇の女の子の暗〜い日常をただ淡々と描いた地味な映画。
乱暴にうんと簡単に言ってしまえばそんな作品です。
起伏に富んだストーリーで、けれんたっぷりに楽しませてくれる娯楽作が好きな私なのですが、
そんな人間でもなぜだか最後まで飽きることなく見続けられたのは主人公の女の子の
不思議な存在感(演技力がスバラだったかと訊かれればそうでもなかったような…)のせいなのかもしれません。
"淡々さ”というくくりだけで言うなら、山下某監督の作品を引き合いに出したくなりますが、
それらに比べたらずっと好もしく感じたし、スピンオフ企画の「16」という作品も観てみたいと
思いました。 (2008-07-28)
[5点] 予想外によい
文化住宅というのは関西に多い集合住宅で アパートのハイカラな呼ばわり、と思っていただければ。 広島の港町の中学生、初子(はつこ)は小さい時に事情があり父をなくし 母がつい最近病気で亡くなった。 元ヤンで不機嫌な兄と二人で暮らしている。 どうやら進路決めを控えていることが、正統派な男子クラスメートのやさしい声がけで分かるが 初子は生活費をラーメン屋で稼ぐ苦しい身の上、進学なんて夢のまた夢だ。 不幸や大人たちのいら立ちがストレートに描かれ、広島なまりと、初子の妄想と男子クラスメートの爽やかさがそれを緩和する。 自分ではどこにも行けない、文化住宅に帰るしかない初子にイライラしながらも引き込まれるのは 甘くないやり切れなさや、ちっぽけさばかりを抱える現実世界を、 生きている姿がさり気なく真に迫ってる点が寄与してるのでしょう。 だけど、それは決してこの少女の演技力だけが素晴らしいというだけではなく、 原作とか脚本とか、監督らすべてのスタッフの真剣さが結集したからなんではないか。 そうブラボー叫んでしまうほど、完璧な映画でした。 (2008-03-23)

赤い文化住宅の初子 [DVD]

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