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商品の情報

クィーン<スペシャルエディション> [DVD]

クィーン<スペシャルエディション> [DVD]

ヘレン・ミレン
エイベックス・エンタテインメント(2007-10-24)

アマゾン価格: 3,416
 → マーケットプレイス: 1,675 円 より
定価: 3,990 円
アマゾン売上ランキング: 14867位
DVD / 通常24時間以内に発送
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[Amazon.co.jpによるレビュー]
1997年5月、労働党のブレアが選挙で勝利をおさめ、エリザベス女王はブレア首相を承認する。同年8月、チャールズ皇太子との離婚後も国民的人気を誇っていたダイアナが、パリ滞在中、交通事故で急逝。ニュースはロイヤルファミリーにも伝わり、チャールズ皇太子は王室機でパリに飛び、ダイアナを英国に連れて帰ろうとする。離婚したとはいえ、将来、国王となる息子にとって、彼女は母親なのだ。最初は「ダイアナは民間人。国事ではない」と王室機の使用を禁じた女王も、チャールズの説得に折れた。しかし、彼女は決して、ダイアナの死について公的なコメントを出さず、これが国民の反感を買った。国民は女王は冷徹だと非難し、彼女は孤立。そんな女王を救ったのは、新首相ブレアだった。
世界的に人気があったダイアナが亡くなったときの王室の混乱、とりわけ女王の苦悩を描いて絶賛されたスティーブン・フリアーズ監督作。注目すべきはやはり、2007年の映画賞レースを席巻し、アカデミー主演女優賞を受賞したエリザベス女王を演じたヘレン・ミレンだろう。ルックスを似せただけでなく、女王の揺れる心、孤独、そして徐々にダイアナへのわだかまりを解き放っていく様を品格ある芝居で見せ、圧巻だ。宮殿内部や女王のプライベート、意外にも質素なブレア首相の生活も興味深い。またブレアを演じたマイケル・シーンの誠実な演技も好感度大だ。衣装や美術も洗練され美しく、スキャンダルを扱いながらも、英国の品を決して失うことのない人間ドラマの傑作だ。(斎藤 香)
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 29件

[4点] ダイアナ妃の事故死とエリザベス女王の孤独
実際の現エリザベス女王の顔はぱっと思い浮かんでこないけど、この映画を見た後はヘレン・ミレン=エリザベス女王と連想してしまいそうなくらいハマリ役では?

誇り高く、伝統やしきたりを重んじる風格がある一方、国民感情と分の信念との乖離を感じて思い悩む姿は非常に人間的。


ストーリーは、英国首相にトニー・ブレアが就任し、ダイアナ元妃が事故死してイギリス中が大騒ぎになるところから始まる。
突然の事故死により、スキャンダルもすっかり忘れ、ダイアナ元妃は悲劇のヒロイン、国民のプリンセスとして人々はその死を嘆く。
しかし、既にダイアナは離婚をして王室を出た一私人であることから、女王は当初国葬を否定する。
そんな女王を冷たいとなじる人々の声は大きくなり、英国王室に対する不信感がつのるほどになる。
息子チャールズまでもが世論に迎合して自分の立場を危ぶみ、女王にダイアナを王室の一員として丁重に葬ることを薦める。(そもそも誰のせいで離婚することになったのか、と言いたくなるが・・・)
次第に孤立する女王、自分が50年かけて守ってきたはずの国民の信頼が、たった一人の死によって覆されようとしており、退位すら考えるようになる。
そんな時、女王を支えたのは、意外にも労働党の党首にして新首相の座についたばかりのブレア首相だった。

偉大な母と才気あふれる息子のような二人の関係は擬似親子のよう。
妻や仲間からの非難も気にせず、女王の孤独感を理解し、尊敬する姿勢を崩さないブレア首相がカッコイイ。

ダイアナがパパラッチに悩まされるところや、TVで心境を語った場面、バッキンガム宮殿が献花で溢れた場面など実際の映像がところどころに挿入され、まるでドキュメンタリーのよう。
(2008-10-17)
[4点] 穏健でしゃれた政治劇
 ダイアナの事故死から葬儀までの約1週間の王室と首相官邸の間の摩擦を描いた政治劇だが、陰険な駆け引きそのものよりも、女王とブレア首相のそれぞれの個性を表現することにアクセントをおいている。この穏健さに加え、ほどのよい風刺とほどのよいユーモアが作品全体のトーンを決定していて、この「ほどのよさ」に物足りなさを感じる向きもあるだろうが、私は面白く見た。

 すでにこの世にはおらずニュース映像の中にしか登場しないダイアナが最初から最後まで物語を支配し、登場人物たちの運命を翻弄する。シェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』のシーザー暗殺後の筋立てを思わせるこの趣向がまずしゃれている。ダイアナ同様、実体としては登場しないのに巨大な存在感を持っているもう一つの怪物が国民世論である。亡きダイアナと世論という二つの見えざる怪物の圧倒的な存在を映画は巧みな話法で表現している。これがあってこそ女王(ヘレン・ミレン)の苦悩と威厳が引き立つのである。

 劇場公開時の字幕で "constitution" を一貫して「憲法」と訳していたが、これはあまり適切な訳語ではない。イギリスには成文法としての憲法は存在しないからである。「国体」とか「政体」と訳すべきだろう。 (2008-08-06)
[4点] きれいに飾って終わってしまった…、不完全燃焼
衣装、セットなど精巧に作りこまれ当時の王室の中を覗いているような感覚。また当時流れた実際の映像が映画の中で使われドキュメンタリー的な要素もあります。エリザベス2世を演じるヘレン・ミレンの演技は素晴らしく下に書くような心理状況を刻々と演じていました。エリザベス2世の気持ちの変化は観た後でも分かりにくく、また一言で言い表せるようなものではないと思います。彼女の考えは下に書くラストシーンでのセリフに集約されると思います。この言葉を知った後で観た方が女王の心理を追っていけて、映画を深く理解できると思うので書きます。知りたくない方は読まないでください。

「今の世の中は大げさな涙とパフォーマンスの時代。私はそういうのが苦手なの。感情は自分の中で抑える。私は愚かにも信じてたの。"人々はそういう女王を求めているのだ"と。" 務めが第一、自分は二の次"。そう育てられそう信じてきた。でも世界は変わった。新しい時代に合わせねば。」

最後に一言。"務めが第一、自分は二の次"と言っているけどダイアナの死について国民の前で話すのは務めではなかったのか。ラストシーンで女王をきれいに飾ってしまっているけど、結局ダイアナ妃との不仲説は本当なのではないか。また悲しむと同時に嫌っている気持ちもあったのではないか。不完全燃焼が残ります。 (2008-07-02)
[3点] 映画というよりドキュメンタリー
あのダイアナ死亡事故にまつわる英女王の葛藤を描いた作品。
映画というよりも、ドキュメンタリーを見ている感じでした。

オスカーを受賞した女王役はもちろんのこと、
トニー・ブレアとその奥さん、チャールズなど、
よく知られている人物たちがどれだけソックリに演じられているかが
最大の見所と言っていいでしょう。
イギリスの映画館では爆笑の渦が巻き起こったであろうことが
容易に想像できます。

しかし、こんな映画を作ることができること自体、
イギリスの王室が人間臭い、、、もとい開けているかを物語っています。
日本では考えられませんものね。 (2008-06-25)
[4点] 対応の悪いエリザベス女王の好感度が上がる理由
 エリザベス女王の苦悩と人間性がしっかり描けています。普通に考えれば、対応が遅れ、ようやく一週間後に声明を出すなど、何もいい点がないのに、それでもエリザベス女王に対してマイナスイメージにならないどころかプラスイメージさえ持ってしまうのが不思議ですが、きっとそれは、彼女の人間的な弱さを含めた人間らしさがしっかり描かれているからでしょう。 (2008-06-07)

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