[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0
/ 総数: 6件
ホラー映画の新古典
本作はドラキュラ伯爵やフランケンシュタインの怪物、狼男、ミイラ男、蠅男などのキャラクターモンスターを巡る物語ではない。また、クリストファー・リー、ピーター・カッシング、ヴィンセント・プライスなどのホラー映画の名優も登場しない。ナイト・オブ・ザ・リビング・デッドが古典的なホラー映画と一線を画した印象でホラー映画の歴史にその名を刻んでいるのは、ホラースター不要のホラー映画の先駆的な作品だったからだと思う。もちろん『たいへん怖い映画である』…と紹介する事がホラー映画への最高の賛辞なのだろうが…、この映画、現代の感覚で観ればそれほど怖くはない。…が、今でも『たいへん面白い映画』だ。
(2008-06-10)
価格相応
500円と破格のプライスではありますが『深い』ファン向けのオマケ要素(コメンタリーなど)は皆無です。
また途中で画像が乱れたり(他社製品でも多少ありますが)と価格相応と言わざるを得ません。
最近のゾンビ映画みて『ルーツを知りたい、けど値段高いのは…』といった方にはもってこいでしょうか。
名作ではありますが派手さは無いのでこの作品自体がコアなファン向けです。
(2008-04-21)
あいぶさき
いつ鑑賞しても傑作だと思います。”あいぶさき”は利口ではないからな。
(2007-11-19)
暗闇はコワイ!!
うーん…。画質、荒れてます。そりゃ、この値段だからね。でも当時のドライブインシアターぽくって、臨場感!?ありあり??いまのドハデな血ドピューピューッになれた人にはものたりないが、真剣に観ると、モノクロであることも利となって、暗さで、いかがわしさ倍増??
とりあえず、今作で[モダン・ゾンビ]のスタンダードができたのだ。ものたりない人は通常盤(カラー盤も以前あったよーな)、または[サビーニ]のリメイクも有り、これもおもしろいよ。
(2007-11-11)
ドライブインシアタームービー
「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」が500円で見られるのは画期的なことだと思いますが、この映画のレビューを書くのはどうも今更感があります。ブードゥーゾンビに対するモダンゾンビ(食肉ゾンビ)を確立したジョージ・A・ロメロの名作、というかもはや古典であり、ベトナム戦争をモチーフにしていることや文明批判が隠れたテーマであることなども語り尽くされておりますので、いまさら私ごときがどうこういうような映画でもありません。そんなテーマやらモチーフやらを考えなくても、ホラーとして十分に面白いし、ヒヤヒヤドキドキです。閉じこめられた主人公たちが仲間割れしていくところなどは、この手の映画の常套手段とはいえ、巧い展開です。「閉じこめられている」という閉塞感が凄いです。モノクロゆえにゾンビが不気味です。意外に派手なスプラッターシーンはないので、その手の場面が苦手な人でも大丈夫です。ほとんど自主映画なんでしょうが、低予算のボロが余り感じられません。むしろこの映画は、自主映画として非常に良く出来たホラー、という範疇を超えて、その余りの影響力のため、いろんなファンが勝手な思いを込めてしまい、様々に語られすぎているという気がします。そのため敷居が高くなり過ぎているとしたら、不幸なことです。ドライブインシアターで見る映画ですから、ビールとかワインでも飲みながら、多くの人に気楽にその出来の良さを楽しんでほしいものです。
(2007-07-22)