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GOLDEN☆BEST/天地真理 コンプリート・シングル・コレクション・アンド・モア 天地真理 → マーケットプレイス: 2,343 円 より 定価: 2,980 円 アマゾン売上ランキング: 38779位 CD / 在庫あり。
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収録曲のリスト
Disc No.1
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 12件Disc No.1
- 水色の恋
- ちいさな恋
- ひとりじゃないの
- 虹をわたって
- ふたりの日曜日
- 若葉のささやき
- 恋する夏の日
- 空いっぱいの幸せ
- 恋人たちの港
- 恋と海とTシャツと
- 想い出のセレナーデ
- 木枯らしの舗道
- 愛のアルバム
- 初めての涙
- さよならこんにちわ
- 夕陽のスケッチ
- 矢車草
- 愛の渚
- 夢ほのぼの
- 愛・つづれ織り
- 初恋のニコラ
- 私が雪だった日
- 夏を忘れた海(未発表バージョン)
- 一枚の写真
- レイン・ステイション
- 家なき子
- ある恋の感想
- 明日また
- 明日への愛
- 小さな人生
- 一杯のレモンティー
- ひまわりの小径
- 恋の風車
- ある雨の日の情景
- サルビアの花
- あなた
- 牧場の乙女
- 明日への出発(たびだち)
- 渚の誓い
- さよならは心をこめて
- 素晴らしい青春
- わたしの場合
- ブランコ
- 君よ知るや南の国
- ひとかかえの愛
- また逢うためにさようなら
天地真理は何処にありや? どうしても、聞き捨てならない一曲があったので、アイドル時代のヒット曲も網羅したこの選集を買ってしまった。
その一曲とは、発売されずじまいに終わった、幻(まぼろし)の名曲、『夏を忘れた海』
「かの時に言いそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど」啄木
この曲をはじめて聴いたのは、唯一買い求めた天地真理のカセット『天地真理・オンステージ』から、流れ出たときだった。この二枚組CDに収録されているものは、きわめて残念なことに、どこか健気にまとめられてしまっている。それとは違って、ライヴの時の歌声はもっと切々と悲しげに、胸の痛みを包み隠そうとしないで、歌われていた。歌詞の内容と相俟って、その歌声は僕の胸を激しく打った。それは嘘偽りのない、彼女の魂の叫びだった。「これが私よ、本当の私よ」と、泣けとごとくに歌っていた。
この曲が世に出ていれば、あるいはヒットしていたかもしれない。しかし、出なかった。出なくてよかった、と思う。世間という存在は魂の叫びを受け入れてくれる器ではない。それを受けるものは、涙を流すあなた、血を流すあなた、汗を流すあなただ。それを知っていたからこそ、天地真理なる一人の女性はライヴで、自分自身をさらけ出して、全身全霊をこめて歌った。受け容れようとする聴衆もだから必死だった。
最後の紅白で歌った『想い出のセレナーデ』の時の様子とどこか通底するものがある。司会の相良直美が、歌前紹介で、「微笑みといえば天地真理さんです」と言ったが、葬儀の帰りかと思えるような質素な黒服に身をつつみ、この歌を歌う最初から最後まで彼女は微笑みのかけらも見せなかった。この頃の彼女は精神を病んでいたと言われているが、実際のところ、アイドル(白雪姫)に祭り上げられた自分の中の虚ろな他人と、「そんなんじゃない」と叫ぶ本当の自分とに、分裂していたのだと思う。天地真理(てんちしんり)は何処にありや?
しかし、本当の自分って何だろう?これがむずかしい。小説『変身』で有名なフランツ・カフカは反語的にこう問うている、「どうして人間はただの血袋ではないんだ」と。たしかに人間はただの血袋ではない、心もあるし、魂というものまである。心に満ちあふれた血袋は、悲しみの器だ。魂の脈動する血袋は、憤りの臓器だ。それが世間の中をさまよえば、矛盾だらけの振舞いになる。持てあます肉体、持てあます伴侶、持てあます母性、持てあます子供、持てあます過去、持てあます日常。だが、歌の中にだけ、浄化(カタルシス)がある。
『愛の渚』の中で、こんなセリフが語られる。
「幸せだわ 私。ずっと あなたのそばにいてもいい?」
このときばかりは、誰憚ることなく、歌い手の魂と聴き手の魂がしっかりと抱擁し合える。
「ああ、いいとも。ずっと僕のそばにおいで」と……。
(2009-09-30)
その一曲とは、発売されずじまいに終わった、幻(まぼろし)の名曲、『夏を忘れた海』
「かの時に言いそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど」啄木
この曲をはじめて聴いたのは、唯一買い求めた天地真理のカセット『天地真理・オンステージ』から、流れ出たときだった。この二枚組CDに収録されているものは、きわめて残念なことに、どこか健気にまとめられてしまっている。それとは違って、ライヴの時の歌声はもっと切々と悲しげに、胸の痛みを包み隠そうとしないで、歌われていた。歌詞の内容と相俟って、その歌声は僕の胸を激しく打った。それは嘘偽りのない、彼女の魂の叫びだった。「これが私よ、本当の私よ」と、泣けとごとくに歌っていた。
この曲が世に出ていれば、あるいはヒットしていたかもしれない。しかし、出なかった。出なくてよかった、と思う。世間という存在は魂の叫びを受け入れてくれる器ではない。それを受けるものは、涙を流すあなた、血を流すあなた、汗を流すあなただ。それを知っていたからこそ、天地真理なる一人の女性はライヴで、自分自身をさらけ出して、全身全霊をこめて歌った。受け容れようとする聴衆もだから必死だった。
最後の紅白で歌った『想い出のセレナーデ』の時の様子とどこか通底するものがある。司会の相良直美が、歌前紹介で、「微笑みといえば天地真理さんです」と言ったが、葬儀の帰りかと思えるような質素な黒服に身をつつみ、この歌を歌う最初から最後まで彼女は微笑みのかけらも見せなかった。この頃の彼女は精神を病んでいたと言われているが、実際のところ、アイドル(白雪姫)に祭り上げられた自分の中の虚ろな他人と、「そんなんじゃない」と叫ぶ本当の自分とに、分裂していたのだと思う。天地真理(てんちしんり)は何処にありや?
しかし、本当の自分って何だろう?これがむずかしい。小説『変身』で有名なフランツ・カフカは反語的にこう問うている、「どうして人間はただの血袋ではないんだ」と。たしかに人間はただの血袋ではない、心もあるし、魂というものまである。心に満ちあふれた血袋は、悲しみの器だ。魂の脈動する血袋は、憤りの臓器だ。それが世間の中をさまよえば、矛盾だらけの振舞いになる。持てあます肉体、持てあます伴侶、持てあます母性、持てあます子供、持てあます過去、持てあます日常。だが、歌の中にだけ、浄化(カタルシス)がある。
『愛の渚』の中で、こんなセリフが語られる。
「幸せだわ 私。ずっと あなたのそばにいてもいい?」
このときばかりは、誰憚ることなく、歌い手の魂と聴き手の魂がしっかりと抱擁し合える。
「ああ、いいとも。ずっと僕のそばにおいで」と……。
(2009-09-30)
ひまわりの小経の思い出天地真理さんの笑顔と歌声には多くの思い出がありますが、爽やかな曲も印象的な中で、さびしげな「ひまわりの小経」には特別な思い出があります。当時、レコードをかけていたら、年上の近所のお姉さんがたまたま家に遊びに来ていて、この曲の歌詞に耳をすませながら、目をうるませて、「いい歌ね・・」としんみりとつぶやいたのです。まだ恋愛っ気のなかった私はなにか大人の恋の世界をのぞいた気がして、この歌の歌詞によく目を通して、そして哀愁的なメロディを聴きながら、女性の立場で空想失恋体験を味わっていたものでしたが、不思議と伝わってくるものがありました。
他の曲もいろいろと思い出がある中で、CDを買おうと決意させたのはこの曲でした。 (2008-08-06)
他の曲もいろいろと思い出がある中で、CDを買おうと決意させたのはこの曲でした。 (2008-08-06)
なつかしいです。1970年代、30数年まえのあの当時のことがよみがえってきます。
私は、天地真理さんのことはすごいアイドルでしたが特にファンではありませんでしたので、ヒット曲を何曲も出して、知らない間に私の記憶から消えていったという印象しかありません。CDのはじめの方の曲は私も知っている大ヒット曲ですから懐かしく思えるのはわかるのですが、しかし、このCDの良いのは特に後半の曲ではないかと思います。
初めて聞く曲でしたが、何か懐かしく思える良い曲です。
このCDを買って聞いているうちにアイドル時代から30年以上たって遅ればせながら天地真理さんのファンになりました。現在コンサートとかはしないのですか?、歌手で復活してください。
(2008-06-22)
私は、天地真理さんのことはすごいアイドルでしたが特にファンではありませんでしたので、ヒット曲を何曲も出して、知らない間に私の記憶から消えていったという印象しかありません。CDのはじめの方の曲は私も知っている大ヒット曲ですから懐かしく思えるのはわかるのですが、しかし、このCDの良いのは特に後半の曲ではないかと思います。
初めて聞く曲でしたが、何か懐かしく思える良い曲です。
このCDを買って聞いているうちにアイドル時代から30年以上たって遅ればせながら天地真理さんのファンになりました。現在コンサートとかはしないのですか?、歌手で復活してください。
(2008-06-22)
天地真理 その絶頂時代の歌唱の数々1970年代前半、天地真理がお茶の間のテレビを席巻していました。その愛くるしいスマイルは、多くのファンの心を捉え、アイドルに親しみを感じた最初の歌手だったと思います。
「水色の恋」「ちいさな恋」「ひとりじゃないの」「虹をわたって」「ふたりの日曜日」「若葉のささやき」「恋する夏の日」「空いっぱいの幸せ」というこのCDでも収録されているヒット曲をだしていた頃、まさしく絶頂期を迎えていました。
このCDで彼女の全盛期の歌唱を改めて振りかえっています。国立音大附属中・高校卒ということですから、当時、他のアイドル歌手の発声である地声とは違い、その歌唱はファルセットで歌われました。これは今でも珍しく、声部のチェンジやファルセット特有の少し不安定な音程とともに彼女の個性を確立していった訳です。
山上路夫作詞、森田公一作曲のコンビで作られたヒット曲が多いのですが、「ひとりじゃないの」の作詞は小谷夏となっています。この小谷夏は、「時間ですよ」の名プロデューサーの久世光彦氏のペンネームで、「隣の真理ちゃん」というの親しみやすいイメージを生み出した人です。才人ですね。
近年、天地真理が変容した姿でテレビに登場し、多くのファンをがっかりさせていますが、あの1970年代を知る者にとってテレビで流れていた「白雪姫」のイメージは、大切にして脳裏に封印していることでしょう。その温かみのある歌声と愛くるしい表情は70年安保闘争の以後の落ちつきを戻した世相の象徴のような幸せな気持ちをもたらしてくれた訳ですから。 (2008-05-25)
「水色の恋」「ちいさな恋」「ひとりじゃないの」「虹をわたって」「ふたりの日曜日」「若葉のささやき」「恋する夏の日」「空いっぱいの幸せ」というこのCDでも収録されているヒット曲をだしていた頃、まさしく絶頂期を迎えていました。
このCDで彼女の全盛期の歌唱を改めて振りかえっています。国立音大附属中・高校卒ということですから、当時、他のアイドル歌手の発声である地声とは違い、その歌唱はファルセットで歌われました。これは今でも珍しく、声部のチェンジやファルセット特有の少し不安定な音程とともに彼女の個性を確立していった訳です。
山上路夫作詞、森田公一作曲のコンビで作られたヒット曲が多いのですが、「ひとりじゃないの」の作詞は小谷夏となっています。この小谷夏は、「時間ですよ」の名プロデューサーの久世光彦氏のペンネームで、「隣の真理ちゃん」というの親しみやすいイメージを生み出した人です。才人ですね。
近年、天地真理が変容した姿でテレビに登場し、多くのファンをがっかりさせていますが、あの1970年代を知る者にとってテレビで流れていた「白雪姫」のイメージは、大切にして脳裏に封印していることでしょう。その温かみのある歌声と愛くるしい表情は70年安保闘争の以後の落ちつきを戻した世相の象徴のような幸せな気持ちをもたらしてくれた訳ですから。 (2008-05-25)
真理ちゃんの笑顔が忘れられないアイドルの草分け的存在として老若男女問わず、幅広い人気があった真理ちゃんのベスト・アルバムですが、多くの真理ちゃんファン達でも歌詞を見ないで歌えるのは一枚目の前半ぐらいでしょう。当時、私もファンの一人でしたが、天地真理→麻丘めぐみ→山口百恵、そしてキャンディーズと私自身のアイドルが変わっていったのも、現在のアイドルより人気度のサイクルが早かったからでしょうね。真理ちゃんの場合も、気がついていたら、ブラウン管からあの真理ちゃんスマイルが消えていたという感じでした。別に引退したわけではないので、ただ人気が下火になったと言うだけのことなのに完全に忘れ去られてしまった。あれだけの国民的な初代アイドルだけあって、できることでしたら、キャンディースやピンクレディー、それから山口百恵のようにアイドルのままで引退コンサートをやって終わってほしかった。
同期の南沙織、小柳ルミ子と比べても、真理ちゃんがダントツの人気でしたが、今一番目立っているのが小柳ルミ子というのが意外でした。
それにしても、当時のCBSソニー・レコードは儲かったでしょうね?!
(2007-07-26)
同期の南沙織、小柳ルミ子と比べても、真理ちゃんがダントツの人気でしたが、今一番目立っているのが小柳ルミ子というのが意外でした。
それにしても、当時のCBSソニー・レコードは儲かったでしょうね?!
(2007-07-26)













