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リリアとトレイズ〈1〉そして二人は旅行に行った〈上〉 (電撃文庫) 時雨沢 恵一, 黒星 紅白 → マーケットプレイス: 1 円 より 定価: 536 円 アマゾン売上ランキング: 178742位 文庫 / 在庫あり。
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第二次大戦の頃に似た仮想世界の物語主人公はリリアという名前の十五歳の少女
前作の主人公アリソンとヴィルとの間に生まれた女の子です。
もう一人の主人公・トレイズは、これも前作で活躍し王女・フィオナとベネディクトの間に生まれた王子様です。
作品は、どこまでも主人公二人に焦点を置き、国際陰謀モノの様相も無いわけではないが
それは主人公たちの活躍の舞台を提供するための道具に過ぎず。
決してそれを重点に置いたものではないですね。
それにしばしばリリアの視点を強調するためでしょう、リリアによる一人称で物語が進んだりします
リリアとトレイズという、少女と少年の冒険譚が主題の物語です。
(2010-01-11)
王子様とお姫様の物語。作中(シリーズ全巻中)にも2度この言葉が出てきています。
前作の「アリソン」は色々な冒険があったり、人間関係があったり、恋愛あったりで、アドベンチャーストーリーの王道を突き進んでましたが、この作品はちょっと違う感じです。
前作のアリソンとヴィルは少し変わった生い立ちで、その上他の少年少女にはないものを持っていて、彼らの発想やアイディアは読んでいてとても面白かったです。
しかし、今作のリリアとトレイズは、ごく普通に育てられていて(?)、特別なものもない、少なくとも考え方は、どこにでもいる普通の少年と少女でした。
それゆえ、二人っきりになってお互いをやや意識したり、言いたい事も言えない事もあっり、一人で鬱々と悩んでいたりしているのが描写されていて、なんというか、色々と共感したり、一言言ったやりたくなったりしましたよ。
とことん客観的に記述しているのに・・・やっぱりこの作者はすごいです。
前作の二人は世界の中心にいて、世界を引っ張っている感じでした(特にアリソンが)。
しかし今作の二人は世界の中心にいるけれど、二人は動かないまま、世界がぐるぐると激しく回ってる感じがします(特にリリアが)。
そんなわけで受けた印象が、「王子様とお姫様」、です。
見所は前述のものに加え、リリアの成長とトレイズの活躍です(逆はあまりなかったです)。
私は個人的に、この作品が大好きです!
・・・なんかシリーズ全体の感想みたいになってしまいましたね・・・
(2008-04-30)
ヴィルそっくりなリリア
ええええええええええええ!?はっ!? い、いやすみません。つい我を忘れてしまって。
そ、それにしても驚きました。前作『アリソン』のラストに登場した彼の発言の数々から湧いたイメージが、『お調子者の二枚目半キャラ』という感じだったので……(見た目はカー少佐の姿をそのまま)。
まさかここまでイイ男とは(見た目だけじゃなく)……。
それにしても、今回も期待を裏切らない面白さ。
時雨沢先生は本当にユーモアのセンスが素晴らしいですねぇ…。
前作の方々のラブラブっぷりとか、今作からの人達のドタバタっぷりとか、読んでいてずっと頬が緩んでました。
特に列車内での、トレイズと同室の老夫婦(?)の会話と、中盤でのアリソンと『英雄さん』の会話が……。(ああ、それにしても本当に『彼』は成長しましたねぇ……)
若干疑問に感じた点が、まぁまだシリーズ一冊目の上巻というせいもあるのでしょうが、今作メインの二人が、前作『アリソン』ほどの特徴がないこと。
『アリソン』では
ヴィル 『頭脳派』『精密射撃』『完全記憶』
アリソン『行動派』『飛行操縦』『完全無鉄砲(強引?)』
と、明確かつ明瞭な特技、個性があったのですが、リリアとトレイズには今のところ「これ!」という個性が感じられませんでした。
上巻で張られた伏線と共に、下巻で時沢先生がそれらの点をどう料理していくのかに注目してます。
(2005-04-30)
アリソン続編、やっぱり出たアリソン3から18年後を舞台とし、主役はアリソンの子供リリアとベネディクトとフィオナの子供トレイズとなっています。
話の内容はアリソンと同じように、二人が旅行に出かけて陰謀に巻き込まれる・・・といった、ある意味王道ともいえるものです。
しかしながら、繊細な描写と適度に盛り込まれたユーモアが、この作品を他の作品と一線を画した物としています。
話の展開の持って行きかたにやや強引とも取れそうな部分がありましたが、さして気にならない程度でスラスラと読むことができます。
今回もいろいろと伏線がはってそうで、これからの話がどうなるか非常に気になります。
次巻が今から待ち遠しいです。
なお、前作「アリソン」とリンクしているところが多く、
それを読んでから本作を読んだほうがいいでしょう。
(2005-04-01)













