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自由論 (光文社古典新訳文庫) アマゾン価格: 540 円→ マーケットプレイス: 540 円 より 定価: 540 円 アマゾン売上ランキング: 24322位 文庫 / 通常2~5週間以内に発送
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 10件
いまを生きる,その礎として。
"理想"
社会主義の資本論なら、民主主義の自由論
自由主義の秀逸な理論書
必読書が良訳で
いまを生きる,その礎として。
まずは新訳としての本書から。
このシリーズは総じて高い評価を受けているようで
すが,本書もその例に漏れていないのだろうと思いま
す。翻訳は正確でなければならない,という絶対の制
約を拒むつもりはありませんが,どれほど優れた訳で
あっても,それは原典とは違った成果物ですから,時
代の丈に合った言葉遣いで訳を改めるというのは,と
て意欲的で,思慮深い試みだと感じます。
山岡の新訳も,現代的で滑らかな言葉を選びながら,
切れ味の良いミルの論調を決して崩していない,優れ
た仕事だと思います。次に改められるべき時を待ちな
がら,永く読み継がれていくのだろうと予感している
ところです。
一方,ミルの主張それ自体の評価については,今更
申し上げるまでもないのかも知れませんが,他のユー
ザーが仰っている通り,今更,と感じさせるほどに常
識化した思想だからこそ,改めて読んでおく価値があ
るようにも思います。現代では,ミルが例外と見てい
た人々との付き合い方を主題的に採り上げなければな
らなくなっている訳ですが,そうした現代的な問題を
考える礎には,やはりミルの自由論があるはずです。
読み返す価値は,決して低く見積もることはできませ
ん。
自分のスタンスを見失ってしまわないために,必携
の1冊。 (2008-12-23)
このシリーズは総じて高い評価を受けているようで
すが,本書もその例に漏れていないのだろうと思いま
す。翻訳は正確でなければならない,という絶対の制
約を拒むつもりはありませんが,どれほど優れた訳で
あっても,それは原典とは違った成果物ですから,時
代の丈に合った言葉遣いで訳を改めるというのは,と
て意欲的で,思慮深い試みだと感じます。
山岡の新訳も,現代的で滑らかな言葉を選びながら,
切れ味の良いミルの論調を決して崩していない,優れ
た仕事だと思います。次に改められるべき時を待ちな
がら,永く読み継がれていくのだろうと予感している
ところです。
一方,ミルの主張それ自体の評価については,今更
申し上げるまでもないのかも知れませんが,他のユー
ザーが仰っている通り,今更,と感じさせるほどに常
識化した思想だからこそ,改めて読んでおく価値があ
るようにも思います。現代では,ミルが例外と見てい
た人々との付き合い方を主題的に採り上げなければな
らなくなっている訳ですが,そうした現代的な問題を
考える礎には,やはりミルの自由論があるはずです。
読み返す価値は,決して低く見積もることはできませ
ん。
自分のスタンスを見失ってしまわないために,必携
の1冊。 (2008-12-23)
"理想"
今から100年以上前に著された、古典と呼ぶにふさわしい本書が新訳となりさらに読みやすくなった。
レビュータイトルの通り、本書に書かれてある内容が”理想”に過ぎない事を考慮の上で読み進める必要があるが(誰にも迷惑をかけない社会など存在しないという事を一例に挙げよう。本書の第5章でこの内容に言及してはいるが、個人が社会に対し権力的に劣っている場合では自由な行動が制限されるという点でやはり自由ではない)、それでも当時のミルの思想を知ること及び自由とは何かを考える上で有益な書であるのは事実であろう。 (2008-05-28)
レビュータイトルの通り、本書に書かれてある内容が”理想”に過ぎない事を考慮の上で読み進める必要があるが(誰にも迷惑をかけない社会など存在しないという事を一例に挙げよう。本書の第5章でこの内容に言及してはいるが、個人が社会に対し権力的に劣っている場合では自由な行動が制限されるという点でやはり自由ではない)、それでも当時のミルの思想を知ること及び自由とは何かを考える上で有益な書であるのは事実であろう。 (2008-05-28)
社会主義の資本論なら、民主主義の自由論
本書は、日本国民全員に読んでもらいたい気持ちになった。
自由の価値を知るとともに、今何を考えるべきか。何が問題なのか。
知らず知らずのうちに、自由を侵害していないか。自由が侵害されていないか。
あまりに大きすぎて、見えなかった、自由を押さえる物。ぜひその物を知ってほしい。
日本中に行き渡った時、新しい価値観・道徳観が生まれるのではないだろうか。 (2008-01-17)
自由の価値を知るとともに、今何を考えるべきか。何が問題なのか。
知らず知らずのうちに、自由を侵害していないか。自由が侵害されていないか。
あまりに大きすぎて、見えなかった、自由を押さえる物。ぜひその物を知ってほしい。
日本中に行き渡った時、新しい価値観・道徳観が生まれるのではないだろうか。 (2008-01-17)
自由主義の秀逸な理論書
私は常々、古典は二種類あると思っている。「生きた古典」と「死んだ古典」である。「死んだ古典」とは、その芸術的あるいは古典という記念碑的価値、または史的価値は有しているものの、内容としては、われわれの時代がその古典が生まれた時代より遥かに進み、複雑化し、より一層困難な問題を抱えるに至ったため、何ら積極的な感化を与えることのできない書物である(私見では、例えばダンテの『神曲』もその一つである)。「生きた古典」とは、われわれが現代の課題に直面し、それに取り組むにあたって、その解決策は与えてくれないにしても、その問題に対する生き生きとした具体的支点を与えてくれるものである。この『自由論(ON LIBERTY)』は後者である。
社会的自由が勝ち取られたものではなく、当たり前の、与えられたものになって久しい現在、自由は形骸化し、それについての生き生きとした観念は死につつある。その証拠に、現代では社会システムや人間の生活が複雑化・高度化・細分化する一方で、マクロな領域(経済・思想・服装・ジェンダー等)では驚くべき画一化が進んでいる(それに抗するかのように別の芽も吹き出しつつあるが)。自由がなぜ個人にとって大切なのか(そしてマクロ的観点ではなぜ人類にとって大切なのか)、そしてそれは本来勝ち取るものであり、それを真に生きたものとして保つには高い意識と努力が必要であることを、ミルは思い出させてくれる。
最後に、本書の内容もまた、現代人たるわれわれにとって完全なものとは言えない。それを検討することもまた、大きな知的訓練になるであろう。 (2007-09-29)
社会的自由が勝ち取られたものではなく、当たり前の、与えられたものになって久しい現在、自由は形骸化し、それについての生き生きとした観念は死につつある。その証拠に、現代では社会システムや人間の生活が複雑化・高度化・細分化する一方で、マクロな領域(経済・思想・服装・ジェンダー等)では驚くべき画一化が進んでいる(それに抗するかのように別の芽も吹き出しつつあるが)。自由がなぜ個人にとって大切なのか(そしてマクロ的観点ではなぜ人類にとって大切なのか)、そしてそれは本来勝ち取るものであり、それを真に生きたものとして保つには高い意識と努力が必要であることを、ミルは思い出させてくれる。
最後に、本書の内容もまた、現代人たるわれわれにとって完全なものとは言えない。それを検討することもまた、大きな知的訓練になるであろう。 (2007-09-29)
必読書が良訳で
教科書などにさえ出てくるミルの「自由論」
ちゃんと本物を読んでおくだけの価値はある。
特にこの訳はとてもこなれていて、すいすい読める。
そして、ちゃんと読んでみると意外なミルの一面も見れる。
例えば、子どもに対しては、きちんと徳を身につけさせて、その上での自由な社会、といったことを主張している。
また、共同体のための犠牲という概念も、かなり限定的ではあるが、一応容認している。
そういう意味では、最近の超リバタリアニズムとはミルは一線を画している。
250ページほどで、行間も広く、文字も大きめで読みやすい。
是非読んでみることをオススメする。 (2007-06-11)
ちゃんと本物を読んでおくだけの価値はある。
特にこの訳はとてもこなれていて、すいすい読める。
そして、ちゃんと読んでみると意外なミルの一面も見れる。
例えば、子どもに対しては、きちんと徳を身につけさせて、その上での自由な社会、といったことを主張している。
また、共同体のための犠牲という概念も、かなり限定的ではあるが、一応容認している。
そういう意味では、最近の超リバタリアニズムとはミルは一線を画している。
250ページほどで、行間も広く、文字も大きめで読みやすい。
是非読んでみることをオススメする。 (2007-06-11)













