商品の情報
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月の扉 (光文社文庫)
石持 浅海
→ マーケットプレイス: 1 円 より 定価: 620 円 アマゾン売上ランキング: 180289位 文庫 / 通常24時間以内に発送
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.0
/ 総数: 21件
予想外
独創性はバッチリ!!
新興宗教的な話で個人的には好きではなかった
稚気、愛すべし
扉の向うを、知りたかったなぁ
予想外
最近読んだ中ではすげ面白かった。
ハイジャックされた飛行機のトイレで女性が殺されていた。でも乗客は全員犯人に座らされている。
犯人は第一発見者の女性の恋人の男性を探偵役に命じ、事件の解決を迫る・・・
別に探偵じゃないのに無理やり推理させられる通称「座間味」くん。もちろんその謎解きも楽しいんだけどハイジャック犯たちの動機も謎で、それが少しずつ明かされていくのも面白い。
タイトルの「月の扉」というのがその謎そのままなんだけど、謎解きまで読まないと全くわからない。
どうなるのか予想がつかないってのは楽しい。 (2008-12-06)
ハイジャックされた飛行機のトイレで女性が殺されていた。でも乗客は全員犯人に座らされている。
犯人は第一発見者の女性の恋人の男性を探偵役に命じ、事件の解決を迫る・・・
別に探偵じゃないのに無理やり推理させられる通称「座間味」くん。もちろんその謎解きも楽しいんだけどハイジャック犯たちの動機も謎で、それが少しずつ明かされていくのも面白い。
タイトルの「月の扉」というのがその謎そのままなんだけど、謎解きまで読まないと全くわからない。
どうなるのか予想がつかないってのは楽しい。 (2008-12-06)
独創性はバッチリ!!
とても独創性のある設定で、
読み始めたらページをめくる手がやまなくなってしまった。
徹夜必至のミステリーである。
にもかかわらず読後の空虚感は否めなかった。
また動機にしても少しこじつけすぎかなぁとは思ったが、
おそらくこういうこともありうるのだろう。
あとひとひねりが欲しかったけれども、
全体のリズム感はとても良かった。 (2008-08-11)
読み始めたらページをめくる手がやまなくなってしまった。
徹夜必至のミステリーである。
にもかかわらず読後の空虚感は否めなかった。
また動機にしても少しこじつけすぎかなぁとは思ったが、
おそらくこういうこともありうるのだろう。
あとひとひねりが欲しかったけれども、
全体のリズム感はとても良かった。 (2008-08-11)
新興宗教的な話で個人的には好きではなかった
飛行機の乗客で、事件に巻き込まれた座間味くんが印象的だった。死体を発見した女性の恋人で単なる一般人に過ぎない彼が、犯人グループから死体の謎を解くように要求され、次々と推理を展開していく。その推理によってハイジャック犯を動揺させる作戦、それに気付きながらも調査を続けさせる犯人、そのやりとりがとてもおもしろかった。ただ、ハイジャック犯の動機が傑出したカリスマによる再生の世界への誘導というファンタジックなところが、新興宗教的な話のようで個人的には好きではなかった。
(2008-07-22)
稚気、愛すべし
〜ハイジャックされた旅客機のトイレで起きた密室殺人〜
本作には、さまざまな意匠が施されていますが、
あくまで、このハウダニットが核です。
本格ミステリの稚気を解さない「大人の」読者は、ハイジャック犯が
緊迫した状況下にあるにも関わらず、探偵役に抜擢した乗客とまったり
密室殺人の議論をすることに違和感を覚えたり、いかにもとって付けたような
カリスマ教育者の類型的な人物像にリアリティを感じないのかもしれません。
しかし、それらは本質的な問題ではないのです。
(カリスマ教育者の造形の浅さは、批評性を付与する
ため、半ば確信犯であった可能性もあります。)
ある種のカルト的価値観を持つハイジャック犯とその関係者が、
旅客機という閉鎖空間に集まったことで招来された状況や事件を
あくまで論理的に推理し、細部まで議論しているところに、
本作の美点があるといえます。
そして、犯人が特異な価値観の持ち主だということを理解すれば、
ラストに至る流れも、ある程度、予想の及ぶ範囲のものであり、
密室殺人以外のホワイダニットは興味の中心とは言い難いのです。
ともあれ、処女作と同様、本作においても野心的に(クローズド・サークル)
の新機軸を打ち出してくる著者の姿勢には、頭が下がります。
これからも、美しいロジックを展開して欲しいです。
(2008-04-10)
本作には、さまざまな意匠が施されていますが、
あくまで、このハウダニットが核です。
本格ミステリの稚気を解さない「大人の」読者は、ハイジャック犯が
緊迫した状況下にあるにも関わらず、探偵役に抜擢した乗客とまったり
密室殺人の議論をすることに違和感を覚えたり、いかにもとって付けたような
カリスマ教育者の類型的な人物像にリアリティを感じないのかもしれません。
しかし、それらは本質的な問題ではないのです。
(カリスマ教育者の造形の浅さは、批評性を付与する
ため、半ば確信犯であった可能性もあります。)
ある種のカルト的価値観を持つハイジャック犯とその関係者が、
旅客機という閉鎖空間に集まったことで招来された状況や事件を
あくまで論理的に推理し、細部まで議論しているところに、
本作の美点があるといえます。
そして、犯人が特異な価値観の持ち主だということを理解すれば、
ラストに至る流れも、ある程度、予想の及ぶ範囲のものであり、
密室殺人以外のホワイダニットは興味の中心とは言い難いのです。
ともあれ、処女作と同様、本作においても野心的に(クローズド・サークル)
の新機軸を打ち出してくる著者の姿勢には、頭が下がります。
これからも、美しいロジックを展開して欲しいです。
(2008-04-10)
扉の向うを、知りたかったなぁ
うん♪
これはおもしろかった。
宗教ではないのだが、
社会的に適応できない子どもたちを引き受け、
キャンプに行き、
彼らを回復させて、社会にもどす。
“師匠”と呼ばれる、
圧倒的なカリスマ性を持った男。
その男が、皆既月食の夜、
月の扉を開くと言う。
その月の扉の向うに行けば、
生きながらに別の世界へ行けるという。
ユートピアへ。
信じるものだけが行ける世界。
しかし、その約束の日を前に、
師匠は略取誘拐の容疑で逮捕されてしまう。
約束の日を迎えるために、
師匠奪還のために、
師匠を慕う者たちは、
ハイジャックを試みる・・・。
宗教チックな説得力が、
ちょっと卑怯かな、と思いつつ、
そのおかげで、最後まで興味を引っ張られた。
登場人物たちも魅力的で、
犯人とは思えない。
目的が、人を傷つけるのではないことが、
なんとなく同情心を生む。
二重、三重の、アクシデントも、
その解決への展開も、
なかなか秀逸。
そして、
エンディングも、とっても悲しくて、
なんだか、やられました。
惜しむらくは、
物語の重要なファクターである、
月の扉の向うの世界については、
作者が逃げたな、
と言うのが、僕の感想。
そこまでいけてたら、
まちがいなく、★5つだったなぁ。 (2008-03-22)
これはおもしろかった。
宗教ではないのだが、
社会的に適応できない子どもたちを引き受け、
キャンプに行き、
彼らを回復させて、社会にもどす。
“師匠”と呼ばれる、
圧倒的なカリスマ性を持った男。
その男が、皆既月食の夜、
月の扉を開くと言う。
その月の扉の向うに行けば、
生きながらに別の世界へ行けるという。
ユートピアへ。
信じるものだけが行ける世界。
しかし、その約束の日を前に、
師匠は略取誘拐の容疑で逮捕されてしまう。
約束の日を迎えるために、
師匠奪還のために、
師匠を慕う者たちは、
ハイジャックを試みる・・・。
宗教チックな説得力が、
ちょっと卑怯かな、と思いつつ、
そのおかげで、最後まで興味を引っ張られた。
登場人物たちも魅力的で、
犯人とは思えない。
目的が、人を傷つけるのではないことが、
なんとなく同情心を生む。
二重、三重の、アクシデントも、
その解決への展開も、
なかなか秀逸。
そして、
エンディングも、とっても悲しくて、
なんだか、やられました。
惜しむらくは、
物語の重要なファクターである、
月の扉の向うの世界については、
作者が逃げたな、
と言うのが、僕の感想。
そこまでいけてたら、
まちがいなく、★5つだったなぁ。 (2008-03-22)













