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すべての経済はバブルに通じる (光文社新書 363) (光文社新書)
小幡績
→ マーケットプレイス: 680 円 より 定価: 798 円 アマゾン売上ランキング: 554位 新書 / 通常2~4週間以内に発送
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バブルは不可避
読んでいて少々退屈ではありましたが。内容としては、
多様な金融商品が溢れかえる金融市場においては、癌化した(=自己増殖を繰り返す)
資本が膨張していき投資機会を食い尽くしていく・・・資本は繰り返し運用されていくなかで増殖していくが、実態経済の発展のスピードは必ずしも金融経済の拡大のスピードには追いつけない、従い、行き場を求める金融資本が実態経済とあまりにもかけ離れてしまったとき
(今回のサブプライムのように)実体経済と金融資本は諸共崩壊してしまう。
著者はこれがバブルの発生から崩壊までの流れと言っています。
確かに、株もファンドも必ず誰かは利益を得ているわけです。得た利益はまたどこかで
運用されることになり、世界全体では時にはゆっくり時には急速に金融市場で運用される
お金の量は増えていくということになります。実体を伴わずに。
みんな「ババ」は引きたくないですから、何か市場が収縮するといった予測のような
兆しが出れば資本を一斉に引き上げますので、バブルは終わりをつげるということですが、
資本主義が続き金融商品がある限りバブルと崩壊の繰り返しを避けることは不可能に近いのでは、と思いました。
次のバブルではしっかり儲けて、投資機会を逃さないようにしたいですね。
(2009-01-08)
新書であり、世界金融危機について考える入門書としては、非常に読みやすい。
リスクテイクバブルは、リスクを取ることの重みが失われ、安易にリスクの高い投資に手を出す人が増殖していくバブルである。通常の投資においては、リターンを得るかわりに、それ相応のリスクを引き受ける。世界金融危機の原因となったアメリカのサブプライムローンにも、借り手である信用の低い層(サブプライム層)がローンを返せなくなるリスクが存在した。
しかし、サブプライムローンは証券という形で他の投資家に売られ、貸し手はリスクを自分の手元から切り離すことに成功した。その一方で、転売によるリターンは得られる。
このような仕組みは、「リスクがリスクでなくなることが構造的かつ確実に起こるようにするシステム」であったと著者は指摘する。転売によって他人にリスクを押し付け、リスクテイクバブルが膨張。最後には崩壊した。
(2008-12-23)
まえがきが面白い
ま、ぶっちゃけ、資本主義はねずみ講ですよ、と。
本文はそれをながながと説明しているのですが、特に後半は、上海発世界同時株安、サブプライムショック、世界同時暴落スパイラルについて淡々と記述していて少々退屈でした。 (2008-12-21)
期待はずれ。
いままで他の人が言っていた当たり前のことを繰り返しているだけです。
内容も薄い、この本のどこが高評価?
(2008-11-24)
キャンサーキャピタリズム
まあ、「今さら」感のある内容ではあり、分かってるならもっと早く言えよ……とは思いましたが。
「産業資本主義」はすでに「金融資本主義」に移行していて、生産と金融の役割が主客転倒してしまい、投資(投機)機会を求めて世界中をさ迷う資本がバブルとバーストを繰り返して実体経済を食い荒らす「キャンサー・キャピタリズム」(癌化した資本主義)が常態化していると。
著者が繰り返し指摘するのは、「バブル」はべつに異常事態なのではなく、現代経済はもはや原理的に「バブル」にしかならんのだと言うこと。バブルを起こしている投資家たちは、バカだったり狂っていたりするのではなく、バブルと分かっているからこそ、ライバル会社よりも多くの収益を得るために、資金を集め、レバレッジを効かせて飛び込んでいくわけです。
著者・小幡績氏(経済学者/投資家)のブログも、情報量が多いわけじゃないけどそれなりに頭をスッキリさせてくれるのでチェックしてます。
http://blog.livedoor.jp/sobata2005/
(2008-11-23)













