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極みの京都
柏井 壽
→ マーケットプレイス: 281 円 より 定価: 756 円 アマゾン売上ランキング: 32342位 新書 / 通常24時間以内に発送
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数多ある京都に関する書物の中でも特に読み物として面白く傑出
例えば、観光客への迎合が見られる錦市場に苦言を呈し、それと対極にある桝形商店街の清々しさを称揚する箇所は我が意を得たりの感ですね。また、都の鬼門を守る守護神である幸神社や御所の鬼門を守る猿の話のくだりや、南禅寺のすぐ側にありながら隠れた紅葉の名所である日向大神宮の紹介なども参考になりました。
いわゆるガイドブックの範疇には入らない本ですが、京都を訪れる前に一読しておけば下手なガイドブックよりも京都観光のお役に立つこと請け合いです。文中にある地図も分かりやすく、また本書で紹介されている主な店舗・ホテル・寺社のデータが巻末にまとめられているのも役に立ちます。
本書は「極みの京都」と題した関係からか、かなり欲張って京都を紹介していますが、実はその中でも第三章の「普通の京都を極める」が本書の真骨頂だと思います。今回は烏丸今出川を中心にそぞろ歩きの普通の京都を紹介していますが、それ以外にも市井の人が普通に生活している普通の京都の街に多くの素晴らしい京都があるのです。著者には「普通の京都を極める」だけで一書をまとめてもらいたいですね。もちろん第六章の「京都の食を極める」も充実しています。同著者による「京料理の迷宮」を併せて読むと良いかもしれません。
いづれにせよ京都に関する書物の中でも特に価値ある一書です。それが新書で読めるのも素晴らしいです。 (2008-01-27)
情報の量も多く記述内容の質も高い著作
第5章の「特別の京都」を極める、で詳細に展開されている京都は一般人が体験できる究極の「京都」とも言えるでしょう。祗園での遊び方を最初に紹介し、山里・花背で昼食をし、岩倉実相院の借景を愛で、「上賀茂秋山」で夕食をとり、京都宝ヶ池プリンスホテル(現グランドプリンスホテル京都)に宿泊し、大原の朝市でお土産を選び、「辻留」の朝粥を朝食とし、江戸前鮨を昼食に選ぶ、という凝り様は半端ではありません。著者自身が食べた経験を元に執筆されているわけですから、内容や記述の確かさも抜群です。
第6章の京都の食を極める、は京料理に数多くの著作がある筆者の本領発揮と言えるでしょう。京料理から日常使いのラーメン、オムライスまでその語る店の範囲が実にバラエティに富んでいます。食の話題を語りながら京都の文化の奥深さも一緒に提供している点が筆者の優れているところですね。
第7章は京都の名所を極める、です。単なる観光ガイドブックとは一味も二味も違うポイントの押さえ方で嬉しくなってきます。京都の町の隅から隅まで知りつくした人のガイドですから、安心して身を任せれば良いようになっています。
これは歯医者さんの余業ではなく、京都を知り尽くした人がまさしく「極みの京都」を記した著作だと感じました。 (2007-12-31)
「京都人による一味ちがった京都」本
京都に関する本がたくさん出ている中、
「普段着」のとか、「裏案内」などの本もまたよく出ています。
この本はそんな本にもアンチの立場をとっていますが、
ジャンルわけすれば同じ、「京都人による一味ちがった京都」本です。
普段っぽい京都案内プラス、観光的京都案内が両立しています。
店舗や寺院などの住所や営業時間などもたくさん書かれており、
観光ガイドブックとしても使えそうです。
(ただし情報は2006年9月のものです)
最近の閉店、開店情報も、その経緯まで含んで書かれています。
(2007-11-19)
一味違う京都旅行ができそうな1冊です
ご本人が、町屋等のブームに乗せられた京都観光に批判的なだけあって、紹介されている名所や食べ物屋は、どのガイドブックにも紹介されている有名所ではなく、京都人が、日常使用しており、その結果、値段や混雑度でも行きやすい名所になっているのが嬉しいところでしょうか。
京都人にありがちな(?)薀蓄口調は、少し気になりますが、ガイドブック的な京都旅行に食傷気味の方にお奨めの1冊です。
(2007-01-13)
まさしく極み













