商品の情報
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憂鬱と官能を教えた学校 菊地 成孔, 大谷 能生 → マーケットプレイス: 2,860 円 より 定価: 3,675 円 アマゾン売上ランキング: 30535位 単行本 / 在庫あり。
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5
/ 総数: 7件
楽理に躓いた人に
一緒に音が欲しい
曲づくりへの欲望をかき立てられる。
なぜ音楽に感動するのかがわかる
門外漢は。
楽理に躓いた人に巷で商業音楽向けの理論とされる楽理の殆どが、バークリー・メソッドに基づくことは斯界では常識に近いが、その体系が孕む限界について、ここまで明晰に批評(批判ではない)している論考は他にない。度々言及されるように、実際の理論については骨格を説明しているだけなので、演奏家のための実用性には乏しい。しかし楽理を学ぶ者がたいてい躓く問題について、これほど明快な解答を与えてくれる著作は類がない。要約すると、1)バークリー・システムでは音程の協和・不協和度は音の物理的な振動比を根拠とする。2)それに基づいてコード進行は響きの緊張→弛緩の原理で説明される。3)それはビバップ等ポピュラー・ミュージックを解釈するのに極めて整合性の高い体系である。4)しかし現在この範疇では把握し難い音楽も一般化している。といった所か。楽理に納得いかない感覚を抱いたコトのあるミュージシャンにとって示唆に富む一冊なのは間違いない。
(2009-07-26)
一緒に音が欲しいジャズを中心とした音楽の構造についての本である。バークリー音楽院で行われている理論化/記号化を中心に解説してある。
ドミナント−トニックぐらいしか知らない私にとっては、面白そうだった。面白そうだったというのは、匂いだけかいで食べられなかった気分。やっぱり、音楽の話は音がないとどうにもならない。コーダルの方はなんとか想像がついたけど、モーダルの方はよく分からなかった。例に挙がっている曲も、ジャズばかりで(ま、当たり前か)知らない曲ばかりと言うのはつらかった。ポップスはこの辺が堕落した(楽理的にですよ)ものだから、ジャズファンでなくても分かると面白いと思うんだけどなあ。
しかも、本書は講義をテープ起こししたもので、読み物としてはかなり冗長だ。これが、実際に音であれば、非常に良かっただろうにと思う。今や、iTunes ででも配信すれば不可能でないので、いよいよそう思う。音楽も30秒あれば最低の紹介は出来るだろう。それなら、iTunes のお試しと同じ長さで、著作権の方も何とかなるのではないだろうか。
かの有名なバークリー音楽院で何を教えてるか、なぜ、ジャズのインプロビゼーションが可能であるか、なんてことがある程度分かったのは収穫だが、読んでてなんとなく欲求不満がたまってくる本だった。 (2008-03-25)
ドミナント−トニックぐらいしか知らない私にとっては、面白そうだった。面白そうだったというのは、匂いだけかいで食べられなかった気分。やっぱり、音楽の話は音がないとどうにもならない。コーダルの方はなんとか想像がついたけど、モーダルの方はよく分からなかった。例に挙がっている曲も、ジャズばかりで(ま、当たり前か)知らない曲ばかりと言うのはつらかった。ポップスはこの辺が堕落した(楽理的にですよ)ものだから、ジャズファンでなくても分かると面白いと思うんだけどなあ。
しかも、本書は講義をテープ起こししたもので、読み物としてはかなり冗長だ。これが、実際に音であれば、非常に良かっただろうにと思う。今や、iTunes ででも配信すれば不可能でないので、いよいよそう思う。音楽も30秒あれば最低の紹介は出来るだろう。それなら、iTunes のお試しと同じ長さで、著作権の方も何とかなるのではないだろうか。
かの有名なバークリー音楽院で何を教えてるか、なぜ、ジャズのインプロビゼーションが可能であるか、なんてことがある程度分かったのは収穫だが、読んでてなんとなく欲求不満がたまってくる本だった。 (2008-03-25)
曲づくりへの欲望をかき立てられる。今なお世界のポップ・ミュージックを席巻しているらしい、
バークリー音楽院の音楽理論「バークリー・メソッド」を包括的に解説している。
広汎にして実践的な知性がつむぎ出す言葉は、
著者が望むようにチャーミングでさえある。
それは、楽器を手にしなくなって久しい私のような人間が、
曲づくりへの欲望をかき立てられるような魅力である。
アメリカ音楽が前世紀の中頃にアフリカのリズムと結びつくことで、
やっと世界を「リズム音痴」と蔑めるようになったことを知る。
きわめてクール。 (2007-12-10)
バークリー音楽院の音楽理論「バークリー・メソッド」を包括的に解説している。
広汎にして実践的な知性がつむぎ出す言葉は、
著者が望むようにチャーミングでさえある。
それは、楽器を手にしなくなって久しい私のような人間が、
曲づくりへの欲望をかき立てられるような魅力である。
アメリカ音楽が前世紀の中頃にアフリカのリズムと結びつくことで、
やっと世界を「リズム音痴」と蔑めるようになったことを知る。
きわめてクール。 (2007-12-10)
なぜ音楽に感動するのかがわかる実際の菊地さんの音楽の授業を受けたことがありますが、非常に明快で、時折挟まれる心地よい脱線とともに、音楽の理論的な仕組みが身についていきます。本書も実際の授業の雰囲気をそのままに、進んでいきます。音楽を聴くだけでなく、「作り手」になりたい人は是非読んで欲しい本です。また、途中で気がついたのですが、4つ、5つぐらいの和音が出せるキーボードを手元において、本書を読むと理解が早まります。
(2007-10-17)
門外漢は。Amazonでなく市井の書店で立ち読みをしていたら手元にはなかったでしょう。鍵盤、音源その他、憚りなき門外漢が、相対的価値を措いてその講義録を好もしく辿るのは、巧みな和語を操る礼儀正しい好き者(ら)によりエレガントであること、およびそこにあるニッチな興趣、世界観。
音楽の素養ゆえの同胞的感覚からかと想像される前出レビューのお二方の「音楽への愛情」という言及は、だからあまりぴんときませんが、著者の、自分の知識をどう伝えるかというより、相対する者への尊厳を損なうことなくいかにそれが伝わり得るかという態勢のようなもの、次世代への期待もしくは愛なるものが音楽をすなる人間自体に向かっていることを感じます。いまさらといえば、東大講義録の前に読めばよかったなと。 (2007-05-25)
音楽の素養ゆえの同胞的感覚からかと想像される前出レビューのお二方の「音楽への愛情」という言及は、だからあまりぴんときませんが、著者の、自分の知識をどう伝えるかというより、相対する者への尊厳を損なうことなくいかにそれが伝わり得るかという態勢のようなもの、次世代への期待もしくは愛なるものが音楽をすなる人間自体に向かっていることを感じます。いまさらといえば、東大講義録の前に読めばよかったなと。 (2007-05-25)







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