商品の情報
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ブラック・マシン・ミュージック―ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ 野田 努 → マーケットプレイス: 2,111 円 より 定価: 2,940 円 アマゾン売上ランキング: 75588位 単行本 / 在庫あり。
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 9件
衒いのない熱意が伝わってくる良書です。
英訳で世界発売してください。
21世紀のソウルを実感できる
真夜中のダンスフロには一体何が・・・
テクノのファンだけでなく、マイノリティ学に興味のある人にもオススメ。「社会運動と快楽主義」について考えよう。
衒いのない熱意が伝わってくる良書です。500ページというボリュームには気圧されるものの、文字を追うのが早い読者ならば、一日で完読できるのではないでしょうか。難しい言葉などは特別使おうとせず、努めて解りやすく簡潔な文章で仕上げようという姿勢が全編を貫いて感じられます。時折、文章が煽るような熱っぽさを帯びる事もありますが、野田努氏のダンス・ミュージック愛にあふれたものとして、まったく嫌らしさを感じる事は個人的になかった上に、その熱そのものがムーブメントの一部になっている感じさえあり納得させられてしまいます。
排他的な所なども一切ありません、なんとなくダンス・ミュージックの「ノリ」を掴んでおきたいという方にも、入門書として最適なのではないでしょうか。 (2009-09-21)
排他的な所なども一切ありません、なんとなくダンス・ミュージックの「ノリ」を掴んでおきたいという方にも、入門書として最適なのではないでしょうか。 (2009-09-21)
英訳で世界発売してください。誰も書かなかった、ホントにわかる「4ツ打ち本」。
しかも、コレが翻訳ではなく、日本人の方によって書かれているというのが
驚嘆です。逆に、英訳で世界発売してください。いや、世界中のDJもクラウドも
こういうの待ってたと思う。
編纂も、時系列で順番に・・・という歴史・教科書的ではなく、今日にそのつど
繋げて書かれているのもスゴいです。
すべてのDJ、すべてのクラバー、そしてかつてのクラバーの方々必読です。
いや、すべての音楽好き、すべての夜遊び好きの方々にも・・・
さらには、ひとりでPerfume聴いて深夜狭いワンルームで踊っている方々や、新宿
ニチョ関連の方々、すべてのジャンルのオタクの方々、私、あなたにも・・・
DJの方々は、コレを読む前と読んだ後では、イベントの晩に持ってゆく音源が変わるかもしれません。
4ツ打ち、強しッ!! (2009-05-12)
しかも、コレが翻訳ではなく、日本人の方によって書かれているというのが
驚嘆です。逆に、英訳で世界発売してください。いや、世界中のDJもクラウドも
こういうの待ってたと思う。
編纂も、時系列で順番に・・・という歴史・教科書的ではなく、今日にそのつど
繋げて書かれているのもスゴいです。
すべてのDJ、すべてのクラバー、そしてかつてのクラバーの方々必読です。
いや、すべての音楽好き、すべての夜遊び好きの方々にも・・・
さらには、ひとりでPerfume聴いて深夜狭いワンルームで踊っている方々や、新宿
ニチョ関連の方々、すべてのジャンルのオタクの方々、私、あなたにも・・・
DJの方々は、コレを読む前と読んだ後では、イベントの晩に持ってゆく音源が変わるかもしれません。
4ツ打ち、強しッ!! (2009-05-12)
21世紀のソウルを実感できる90年代から始まった黒人によるテクノがなぜ荒廃した産業都市のデトロイトから発展したかが、野田さんの目線から丁寧に語られる。デリック・メイが、無愛想でミニマルなビートにどうしてストリングスを応用して全く新しいポップを生んだのか、マッド・マイクが、安上がりなAKAIのMPCでどうして重厚なグルーヴで照明もないダンスフロアを革新していったのか、貴重な写真やアイテムとエピソードを知る事ができた。取るに足らない事、地下に潜った怨念まで、この21世紀のループ音楽は今の黒人のソウルを優しく語ってくれる。
(2008-09-08)
真夜中のダンスフロには一体何が・・・現時点で私はジェフのトラックもDJも聴かないし、興味があまりないんだけど、彼の言葉には深い驚きと感銘を受けざるをえない。私見をいえば、ジェフのトラックはある種の完成形であり、テクノというクロニクルの裁断面であり、テクノを宇宙とリンクさせた重要なファクター、しかし不完全なトラック、ハウスを求める私にはあまり面白くない。ジェフのトラックは私にはとても眩い。そしてマッドマイクとの仕事についてはここではあえて触れないでおこう。
この本から読み取れるジェフの言葉を私なりの言葉を再構築して、再現すれば、こうなる。
ミニマルテクノは過去の一切の音楽と断絶する。ミニマルは突然発生した。bring aboutとうより、むしろcome about。ミニマルテクノとミニマルは似て非なるもの。ジェフミルズはいかなる宗教も否定も肯定もしない。(ジェフの遺伝子に書き込まれている、アフリカの音楽の情報がミニマルのキーとなったというのは野田の解釈だが、言いえて妙だ。)。
それから、この本でもっともポジティブな言葉をあえて挙げるとすれば、ジェフのこの言葉しかないだろう。
「昨日より明日のほうが絶対に良い。」
最後に。
あるミニマルのループを数秒聴いた瞬間、その人のその後数十年の人生が一挙に180度変わってしまう。そんな驚くべきトラックが存在するという。この本はきっとそんなダイヤモンドの輝きを放つトラックを探す至高の旅の道案内になってくれる。私はそう信じたい。 (2007-11-28)
この本から読み取れるジェフの言葉を私なりの言葉を再構築して、再現すれば、こうなる。
ミニマルテクノは過去の一切の音楽と断絶する。ミニマルは突然発生した。bring aboutとうより、むしろcome about。ミニマルテクノとミニマルは似て非なるもの。ジェフミルズはいかなる宗教も否定も肯定もしない。(ジェフの遺伝子に書き込まれている、アフリカの音楽の情報がミニマルのキーとなったというのは野田の解釈だが、言いえて妙だ。)。
それから、この本でもっともポジティブな言葉をあえて挙げるとすれば、ジェフのこの言葉しかないだろう。
「昨日より明日のほうが絶対に良い。」
最後に。
あるミニマルのループを数秒聴いた瞬間、その人のその後数十年の人生が一挙に180度変わってしまう。そんな驚くべきトラックが存在するという。この本はきっとそんなダイヤモンドの輝きを放つトラックを探す至高の旅の道案内になってくれる。私はそう信じたい。 (2007-11-28)
テクノのファンだけでなく、マイノリティ学に興味のある人にもオススメ。「社会運動と快楽主義」について考えよう。この本はいい本です。これまで自分が読んだ音楽評論ものの本の中で一番いい。自分は正直デトロイトテクノの熱心なリスナーという訳ではなく、80年代ニューウェーヴとハウス系が好きなのだが、それでもこの本は何度読み返しても飽きが来ない。それは、テクノという音楽の背景にある生き方や哲学に著者の目線が向けられているからだと思う。
この本を貫くテーゼは「シリアスなダンスミュージックとは、社会的抑圧に対する(黒人やゲイなどの)マイノリティによるリアクションである」ということだ。もちろん、ダンスミュージックにもお金儲けの道具・子供騙しのおもちゃ・体に悪い砂糖菓子的なものも存在するが、それらと良質なダンスミュージックとの間に線を引くとしたら、おそらくそういった部分(作り手の動機や、音楽を媒介として伝えたかったメッセージ)が基準になるのだろうと思う。そしてそれは社会的抑圧によって傷つけられた心を癒したり、「自分は一人ぼっちじゃない」と気付かせてくれたり、生きる喜びを再発見するきっかけになったり、というポジティヴな機能を持ちうる。
ここまで書いてきてふと思ったのは、ゲイカルチャーや黒人文化においてダンスミュージックが担ってきたのと同様の機能を持つ装置を、在日や部落などの他のマイノリティの文化の中に見いだすことは果たして可能なのかということ。そういった「ガス抜き」の装置の有る無しで、組織的運動の中身は確実に変わってくるはずだから。
自分は社会運動が更なる抑圧を産み出す装置に転化しないためには、できるだけ「快」の刺激を取り込む必要があると考えていて、そうしないと結局全てマルクス主義者的な暴力肯定に至るような気がするのだけれど、そういった点でもこの本の内容は多くの示唆を含んでいると思う。 (2006-03-25)
この本を貫くテーゼは「シリアスなダンスミュージックとは、社会的抑圧に対する(黒人やゲイなどの)マイノリティによるリアクションである」ということだ。もちろん、ダンスミュージックにもお金儲けの道具・子供騙しのおもちゃ・体に悪い砂糖菓子的なものも存在するが、それらと良質なダンスミュージックとの間に線を引くとしたら、おそらくそういった部分(作り手の動機や、音楽を媒介として伝えたかったメッセージ)が基準になるのだろうと思う。そしてそれは社会的抑圧によって傷つけられた心を癒したり、「自分は一人ぼっちじゃない」と気付かせてくれたり、生きる喜びを再発見するきっかけになったり、というポジティヴな機能を持ちうる。
ここまで書いてきてふと思ったのは、ゲイカルチャーや黒人文化においてダンスミュージックが担ってきたのと同様の機能を持つ装置を、在日や部落などの他のマイノリティの文化の中に見いだすことは果たして可能なのかということ。そういった「ガス抜き」の装置の有る無しで、組織的運動の中身は確実に変わってくるはずだから。
自分は社会運動が更なる抑圧を産み出す装置に転化しないためには、できるだけ「快」の刺激を取り込む必要があると考えていて、そうしないと結局全てマルクス主義者的な暴力肯定に至るような気がするのだけれど、そういった点でもこの本の内容は多くの示唆を含んでいると思う。 (2006-03-25)







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