商品の情報
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信長の棺〈上〉 (文春文庫)
加藤 廣
→ マーケットプレイス: 34 円 より 定価: 530 円 アマゾン売上ランキング: 35011位 文庫 / 通常24時間以内に発送
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日本史上最大のミステリー
これは日本史上未だ解き明かされない最大の謎の一つだが、
本書は主人公を信長の物語の語り部たる太田牛一の視点で描くことによって、
新たな解を導き出している。
織田随一の武将光秀が裏切った背景にあったもの、
典型的なホワイダニットを解き明かしていく物語は70歳を超える処女作とは思えない意欲作であり、その力に読み手としてぐいぐい引き込まれていくものがあった。
オススメの一冊です。 (2009-01-08)
虚仮(こけ)を虚仮と観じて読み楽しむべき本
信長の宗教弾圧を難じる縄田一夫氏の解説は的外れ。司馬遼太郎、塩野七生氏等が説くように、我々が平穏に暮らせるのは、信長が宗教勢力から牙を抜くという荒療治を徹底したからだ。
本書は特に信長・本能寺の変に詳しくない人の入門に適するが、読者は本書での推理にとどまらず、英雄信長の生涯・本能寺の変という日本史最大級の謎への関心を深めることを期待する。 (2008-11-18)
様々な謎の解明を試みた意欲作(異論もあるだろうが・・)
本能寺の変をめぐる様々な謎の解明を試みた意欲作。
主人公は信長や秀吉に仕え、「信長公記」の著者としても知られている太田牛一。
本書の著者と同様に牛一も70過ぎの老人であり、
信長の謎を追う牛一の姿は次第に著者の分身の様に思えてくる。
そんな牛一が美貌の若い女性に惚れられて子供まで儲けてしまう所には
思わず苦笑してしまったが、
終りのほうで牛一が「老いの妄想とお笑いくだされ」と言ったセリフは、
牛一の口を借りた著者自身の言葉と私は理解した。
本能寺の変や桶狭間の合戦にまつわる様々な謎や秀吉の出自の秘密などが、
テンポ良く明らかになっていき(都合良すぎる展開もあるが)、
最後まで飽きずに一気読みできる。
(2008-09-18)
斬新で大胆な見方
信長唯一の伝記「信長公記」の作者であり、かつて信長と秀吉に仕えた元武士の著述家、太田牛一が主人公となり、この謎に迫る。
著者は牛一の視点を通して、すでに何人もの作家や歴史家が挑んでおり、いささか手垢がついた感のある「本能寺の変」の謎の真相ばかりでなく、「織田信長」その人の人物評価をはじめ、「桶狭間の戦い」の真相や「太閤秀吉」の出自にいたるまで、客観的・論理的に新しい解釈をしている。本書がベストセラーとなっている所以だろうが、私も「こんな斬新で大胆な見方もあったんだ」と興味深く読んだ。
著者はもともと経済・経営の専門家として、その著述・講演活動や企業の経営指導が高い評価を受けており、この作品が75才にして初めて発表した小説とのことだが、とても作家第1作とは思えない筆力に圧倒された。 (2008-09-05)






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