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東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・キーワード編 (文春文庫) 菊地 成孔, 大谷 能生, 飯野 友幸, 野田 努, 大友 良英, 濱瀬元彦, 本條 晴一郎 → マーケットプレイス: 362 円 より 定価: 720 円 アマゾン売上ランキング: 90882位 文庫 / 在庫あり。
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 2.5
/ 総数: 2件
東京大学の教養学部までも巻き込んだ20年遅れのデタラメジャズ学
全音楽を全方位から捕まえようという姿勢は一貫している
東京大学の教養学部までも巻き込んだ20年遅れのデタラメジャズ学揶揄すれば、その劣った内容から「東京大学のタブロイド・メイカー」と形容できる。菊地氏の考察や執筆内容は極めて未熟で、アメリカでは全く通用しないデタラメな内容であり、Guesswork(デタラメな推論)とResearchは全く違うものであるという認識すらない内容空疎なくだらない講義である。ジャズ喫茶で談義しているか如く、国立大学で講義したのは本当にまずい。バークリー音楽院は名門ではないし、TOEFLなしでも留学できる専門学校という認識が実状にあっている。バークリー音楽院、そのものが、アメリカのジャズ教育の氷山の一角なので、そのメソッドでジャズの歴史を解析するなど愚の骨頂である。ラッガース大学の学術論文誌Annual Review of Jazz StudiesやMusic Spectrumで論文発表実績すらないバークリー音楽院の講師自体が低レベルである。ジョン・コルトレーンの晩年の口癖は「Knowledge will set you free(知は自らを解放するだろう)」である。レコードを聴いて、リサーチもせず、モノを言う程度の菊地式「当てずっぽうジャズ学」では、結果的に受講者が糧となる「知」にはならない。アメリカのジャズ学(特に「歴史分野」)は、徹底したリサーチの必要性を説くルイス・ポーター教授の出現によって、格段とレベルが上がったが、この本の内容は、極めて低いレベルであり、日本のジャズメディアが20年以上遅れていることの証だろう。賢明な日本人は何を文部科学省に訴えるべきかというと「いい加減なジャズ学を教養の如く日本の大学で広めるのは即刻止めるべきだ」ということに尽きる。本場アメリカのジャズ学科での受講経験もない、ジャズの学術論文発表遍歴もない、渡米長期在留修行経験もない、デタラメな考察を日本の最高学府で講義させてしまったのは歴史に残る日本戦後教育の汚点だろう。
(2010-03-01)
全音楽を全方位から捕まえようという姿勢は一貫しているオリジナルは2006年3月リリース、文庫化は2009年3月10日。通称『赤アイラー』。2004年4月から1年間、東大教養学部からの『非常勤講師としての通期のゼミ依頼』に基づいて大谷能生と共に、展開されたジャズ講義である。デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン等の『演奏』のイメージしかなかった菊池成孔のイメージががらりと変わってしまった一冊だった。こういう講義をやらせる東大の懐深さにも感心した。 『赤アイラー』は後期授業を収録。多彩なゲストが登場してくる。
ただ『赤アイラー』では読み進むほどにジャズではなくなり、アイラーではまったくなくなってきてくる。これは果たしてジャズを語っているのか??まず後期10月は丸々『ブルース』である。ここらへんはまだ許せたが、11月は丸々『ダンス』が続く。この辺でまったく『アルバート・アイラー』ではないものになってしまう。と思いつつ読み、タイトルは何なのだ。単なる『コピー』かとか思う。いやいやぼくの読み方が浅いのかもしれん、とか思い直すがやはりジャズじゃないし、アイラーでもない。ブルースの中でレッド・ツェッペリンのブルースの話が出てくるのだが、コラージュ扱いである。全然賛同出来ない。
といった面もあるが、全音楽を全方位から捕まえようという姿勢は一貫している。特に後半へ行くほど、ジャズを中心とした音楽の分析は論理性と多面性を増してきて読む者を唸らせる。そういう意味で実に価値ある一冊だ。 (2009-08-01)
ただ『赤アイラー』では読み進むほどにジャズではなくなり、アイラーではまったくなくなってきてくる。これは果たしてジャズを語っているのか??まず後期10月は丸々『ブルース』である。ここらへんはまだ許せたが、11月は丸々『ダンス』が続く。この辺でまったく『アルバート・アイラー』ではないものになってしまう。と思いつつ読み、タイトルは何なのだ。単なる『コピー』かとか思う。いやいやぼくの読み方が浅いのかもしれん、とか思い直すがやはりジャズじゃないし、アイラーでもない。ブルースの中でレッド・ツェッペリンのブルースの話が出てくるのだが、コラージュ扱いである。全然賛同出来ない。
といった面もあるが、全音楽を全方位から捕まえようという姿勢は一貫している。特に後半へ行くほど、ジャズを中心とした音楽の分析は論理性と多面性を増してきて読む者を唸らせる。そういう意味で実に価値ある一冊だ。 (2009-08-01)




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