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陰陽師生成り姫 (文春文庫)
夢枕 獏
→ マーケットプレイス: 1 円 より 定価: 610 円 アマゾン売上ランキング: 56504位 文庫 / 通常24時間以内に発送
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おもしろい
好き、大好き
ラスト1章読んだだけでも毎回泣けてきます。
そう、毎回です。
簡単に言ってしまえば、嫉妬に狂った女のはなし。
ありきたりかな?
でも、ありきたりってことは、誰の身にも起こりうる可能性があるってこと。
誰もが経験することなのかもしれない。
ならば、その哀しみ、哀れさがよくわかるはず。
そこに、現実にはあり得ないほどの純粋さをもった博雅が登場することで、
よくあるはなしが、よく、そうであってほしいと願う物語になっているような気がします。
平安の世だから起こった話なのかも。
とにかく、よいわ。 (2007-10-23)
著者の「底懐の愛」
晴明 と 博雅 との掛け相いがなんともいい。
全く別のベクトルを持った個性の二人が互いを敬いあう姿をダイレクトに表現せず、言葉少ないながら 素朴な語り口で伝えてしまう書法は見事だと感心する。
さて、これは「生成り姫」である。
人間でもなく、鬼にも成りきれない 哀しき存在の物語である。
焦がれた姫の正体が、そのような存在と知ってなお
その心を受け止めようとする 博雅の姿は真の愛を教えてくれる。
獏さんの底辺にそういう心がある故に、このようなキャラを生み出せるのだろう。女にとってこれほどの「漢」がいたらたまらない。
しかし、一点云わせてもらうと。
長編と銘打ってある割りには半分以上が 晴明 と 博雅 の実伝記を記述してあるだけで、本編に入るのは極短編になってしまってる、と言うことが残念でならない。
(2005-04-25)
やっぱり陰陽師!
まあまあです













