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決定版 日本のいちばん長い日 (文春文庫)
半藤 一利
→ マーケットプレイス: 162 円 より 定価: 620 円 アマゾン売上ランキング: 19958位 文庫 / 通常24時間以内に発送
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 8件
日本人は「敗北」をいかにして受け止めたか
国体保持の解釈の違いがキ-ワ-ド
日本には、こういう時があった
私たちはこの教訓を生かせるのだろうか?
虚しい気分に
日本人は「敗北」をいかにして受け止めたか
歴史上、日本が「敗北」を自分から認めたのがこの8月15日の玉音放送である。
そして、この敗北という状況認識に至る閣議の過程、認めずに狂奔する青年将校の8月14日深夜から8月15日早朝にかけての玉音放送録音テープ争奪戦を中心に物語りは進む。
この意義深い本を読んで再認識させられたのは、終戦に向けての意思決定においては昭和天皇自身が揺ぎ無い決意をもって臨んでいたことである。
そして、そのために曖昧であるはずの国体の護持に関し、自信がある旨を天皇自身が閣僚の前で約束していることである。
今になって振り返れば、当時では約束などできるはずもない国体の護持を天皇の権威をもって信じ込ませたからこそ、陸軍・海軍の大臣をも納得させたわけであって、昭和天皇の終戦に向けての強い意志を再認識させられた。
終戦後、昭和64年にいたるまで昭和天皇は長きにわたってその職務を務め上げられたが、これは8月15日と相前後して割腹自殺を図ったり、拳銃自殺を図った軍人たちよりも戦争で死んでいった者たち、苦渋の思いの中であえて敗戦を受け入れた者たちにたいしなんとしても「国体を護持」するという責任の取り方であったのだろう。
半藤氏の文章はこなれていて、読みやすく、一気に読めました。 (2008-03-16)
そして、この敗北という状況認識に至る閣議の過程、認めずに狂奔する青年将校の8月14日深夜から8月15日早朝にかけての玉音放送録音テープ争奪戦を中心に物語りは進む。
この意義深い本を読んで再認識させられたのは、終戦に向けての意思決定においては昭和天皇自身が揺ぎ無い決意をもって臨んでいたことである。
そして、そのために曖昧であるはずの国体の護持に関し、自信がある旨を天皇自身が閣僚の前で約束していることである。
今になって振り返れば、当時では約束などできるはずもない国体の護持を天皇の権威をもって信じ込ませたからこそ、陸軍・海軍の大臣をも納得させたわけであって、昭和天皇の終戦に向けての強い意志を再認識させられた。
終戦後、昭和64年にいたるまで昭和天皇は長きにわたってその職務を務め上げられたが、これは8月15日と相前後して割腹自殺を図ったり、拳銃自殺を図った軍人たちよりも戦争で死んでいった者たち、苦渋の思いの中であえて敗戦を受け入れた者たちにたいしなんとしても「国体を護持」するという責任の取り方であったのだろう。
半藤氏の文章はこなれていて、読みやすく、一気に読めました。 (2008-03-16)
国体保持の解釈の違いがキ-ワ-ド
読後、しばらくは本を閉じることが出来なかった。
終戦に向かう日本のほんの1日の中でこんなドラマがあったとは。
一部の狂信的な陸軍将校の起こした事件と知らされていた、ク−デタ−未遂ではあるが
この書を通じて、彼らの純真な国体保持への思いが、感動を呼びます。
戦後60年を過ぎた今になっては、時代錯誤な考えと笑われるよな彼らの愛国心ではあるが、
終戦派と陸軍における国体保持の着地点の違いに初めて触れ、
この日の偶然の数々によって、無事迎えることが出来る終戦の重みを改めて感じた。
この一日の流れには明治維新と同レベルの歴史の流れが集約されており、
価値観や、習慣の大きな変貌があったことでしょう。
今となっては、純真すぎる陸軍将校たちや、阿南陸軍大臣に心よりの冥福を祈りたい気持ちでいっぱいである。 (2008-03-15)
終戦に向かう日本のほんの1日の中でこんなドラマがあったとは。
一部の狂信的な陸軍将校の起こした事件と知らされていた、ク−デタ−未遂ではあるが
この書を通じて、彼らの純真な国体保持への思いが、感動を呼びます。
戦後60年を過ぎた今になっては、時代錯誤な考えと笑われるよな彼らの愛国心ではあるが、
終戦派と陸軍における国体保持の着地点の違いに初めて触れ、
この日の偶然の数々によって、無事迎えることが出来る終戦の重みを改めて感じた。
この一日の流れには明治維新と同レベルの歴史の流れが集約されており、
価値観や、習慣の大きな変貌があったことでしょう。
今となっては、純真すぎる陸軍将校たちや、阿南陸軍大臣に心よりの冥福を祈りたい気持ちでいっぱいである。 (2008-03-15)
日本には、こういう時があった
1945年8月、日本帝国はすべての戦線で敗退し、連合国からは無条件降伏を要求するポツダム宣言を突きつけられていたが、軍部は、なおも本土決戦を唱えていた。こうしたなか、8月6日には、広島に原子爆弾が投下され、8月9日には、ソ連は宣戦を布告し満州に侵攻した。本書は、記録にもとずく、8月12日から8月15日の玉音放送までのいきさつを列挙した、ノンフィクション。玉音放送にいたるまでにも、数々のドラマがあった。
昭和を代表する良質のノンフィクションの一冊だと思う。
(2007-08-23)
昭和を代表する良質のノンフィクションの一冊だと思う。
(2007-08-23)
私たちはこの教訓を生かせるのだろうか?
歴史のテキストかなにかで、
昭和天皇玉音盤の奪取計画があったことを知ってはいたが、
これほど詳しく書かれたものを目にしたのは始めてであった
空襲で焼け野原の東京で、
これだけのドラマがあったことに驚くと同時に、
それを調べつくした筆者の取材力にも舌を巻く。
しかし終戦だというのに、
国の指導者たちが面子と手続きにこだわり、
茶番に近い駆け引きを続けるさまは
喜劇であると同時に、大いなる悲劇でもある。
あれから60年以上が経つというのに
私たちは非常事態に際して
この教訓を生かせるのだろうかと
読後、少し背筋が寒くなる。 (2007-08-08)
昭和天皇玉音盤の奪取計画があったことを知ってはいたが、
これほど詳しく書かれたものを目にしたのは始めてであった
空襲で焼け野原の東京で、
これだけのドラマがあったことに驚くと同時に、
それを調べつくした筆者の取材力にも舌を巻く。
しかし終戦だというのに、
国の指導者たちが面子と手続きにこだわり、
茶番に近い駆け引きを続けるさまは
喜劇であると同時に、大いなる悲劇でもある。
あれから60年以上が経つというのに
私たちは非常事態に際して
この教訓を生かせるのだろうかと
読後、少し背筋が寒くなる。 (2007-08-08)
虚しい気分に
天皇陛下を崇拝してやまない連中が自分達の意に沿わないのであれば、陛下を拉致監禁
して決断を覆すように迫ろうとする。
そこには国益なぞない、手前勝手な自慰行為のみである。
荒木元陸軍大臣が「天皇が戦争を止めたいから止めただけだ」と戦後ほざき、竹やりで
本土決戦していれば負けていなかったと、のたまうあたりは絶望的な感じがした。
一体、何のための誰のための戦争だったのだろうか。エリート官僚達の自慰行為
だったのではないか。 (2007-01-25)
して決断を覆すように迫ろうとする。
そこには国益なぞない、手前勝手な自慰行為のみである。
荒木元陸軍大臣が「天皇が戦争を止めたいから止めただけだ」と戦後ほざき、竹やりで
本土決戦していれば負けていなかったと、のたまうあたりは絶望的な感じがした。
一体、何のための誰のための戦争だったのだろうか。エリート官僚達の自慰行為
だったのではないか。 (2007-01-25)













