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中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)
村上 春樹
→ マーケットプレイス: 98 円 より 定価: 600 円 アマゾン売上ランキング: 72247位 文庫 / 通常24時間以内に発送
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[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5
/ 総数: 24件
高レベルな短編ばかり
珠玉の短編小説
『午後の最後の芝生』のみずみずしい作品のタッチが、とても素敵だ
つまり・・
今、ここに存在しない感覚
高レベルな短編ばかり
著者初の短編集。どれもレベルが高くて面白い。あえて挙げるなら「午後の最後の芝生」かな。長編「羊をめぐる冒険」とつながる「シドニーのグリーン・ストリート」も他のものとは毛色が違うが面白い。「ニューヨーク炭鉱の悲劇」はタイトルと本文とのつながりは一体何かと考えてしまう。
(2007-08-28)
珠玉の短編小説
「珠玉の短編小説」ということばはこの短編集のためにあると思う。
初期の村上春樹のいいところがにじみ出ている。
「僕は渋谷でだって冒険できる」のくだりがすごくいい。
大きいことをしなくても、日常の中にこそ発見があったりする。
僕もそのことを大事にしていきたい。 (2007-06-07)
初期の村上春樹のいいところがにじみ出ている。
「僕は渋谷でだって冒険できる」のくだりがすごくいい。
大きいことをしなくても、日常の中にこそ発見があったりする。
僕もそのことを大事にしていきたい。 (2007-06-07)
『午後の最後の芝生』のみずみずしい作品のタッチが、とても素敵だ
著者の第一短篇集。七つの短篇が入っています。初出掲載は、次のとおり。
『中国行きのスロウ・ボート』――「海」1980年(昭和55年)4月
『貧乏な叔母さんの話』――「新潮」1980年12月
『ニューヨーク炭鉱の悲劇』――「ブルータス」1981年3月
『カンガルー通信』――「新潮」1981年10月
『午後の最後の芝生』――「宝島」1982年8月
『土の中の彼女の小さな犬』――「すばる」1982年11月
『シドニーのグリーン・ストリート』――「海」臨時増刊「子どもの宇宙」1982年12月
なかでは、随分久しぶりに再読した『午後の最後の芝生』が、やっぱり素敵だった。この作品のみずみずしい香り、主人公の十八か十九歳の夏の思い出の風景は、本当に魅力的で、ただ好きだ、としか言えない。主人公の青春の気分が、透明な清々しさをたたえたタッチで、実に品よく描かれているから。格別、次の二箇所の文章に惹かれた。≪空には古い思いでのように白い雲が浮かんでいた。≫ ≪日の光が僕のまわりに溢れ、風に緑の匂いがした。蜂が何匹か眠そうな羽音を立てながら垣根の上を飛びまわっていた。≫
それと、『シドニーのグリーン・ストリート』に挟まれた三枚の挿絵(飯野和好)が、いいね。私立探偵の「僕」、ウェイトレスの「ちゃーりー」、ぶっきらぼうで乱暴な「羊博士」の三枚の挿絵。 (2007-04-01)
『中国行きのスロウ・ボート』――「海」1980年(昭和55年)4月
『貧乏な叔母さんの話』――「新潮」1980年12月
『ニューヨーク炭鉱の悲劇』――「ブルータス」1981年3月
『カンガルー通信』――「新潮」1981年10月
『午後の最後の芝生』――「宝島」1982年8月
『土の中の彼女の小さな犬』――「すばる」1982年11月
『シドニーのグリーン・ストリート』――「海」臨時増刊「子どもの宇宙」1982年12月
なかでは、随分久しぶりに再読した『午後の最後の芝生』が、やっぱり素敵だった。この作品のみずみずしい香り、主人公の十八か十九歳の夏の思い出の風景は、本当に魅力的で、ただ好きだ、としか言えない。主人公の青春の気分が、透明な清々しさをたたえたタッチで、実に品よく描かれているから。格別、次の二箇所の文章に惹かれた。≪空には古い思いでのように白い雲が浮かんでいた。≫ ≪日の光が僕のまわりに溢れ、風に緑の匂いがした。蜂が何匹か眠そうな羽音を立てながら垣根の上を飛びまわっていた。≫
それと、『シドニーのグリーン・ストリート』に挟まれた三枚の挿絵(飯野和好)が、いいね。私立探偵の「僕」、ウェイトレスの「ちゃーりー」、ぶっきらぼうで乱暴な「羊博士」の三枚の挿絵。 (2007-04-01)
つまり・・
実際の中国を体験していない「ワタシ」は断片的な中国人との出会いや情報を通して、頭の中で「ワタシだけの中国」が構成される。それは地図にはのっていない「ワタシだけの中国」だ。ワタシは中国に行こうと思わないのは、ワタシの中国を汚したくないからだ。
(2007-03-22)
今、ここに存在しない感覚
何回か村上春樹の短編集は読んだことがあったんだけど、正直印象に残ってなかった。
あらためて、読んでみようかなと、評判のいいタイトルも気になるこの本をとってみた。
個人的には最初と最後の作品が一番好き。
中盤の作品はしつれいかもしれないけどありふれているといえばありふれているかな
あえていうならば「象徴」というテーマなのかもしれない。
自分の象徴的な出来事ってなんだろうと思いをはせてしまった。
表題作「中国行きのスロウ・ボート」が一番おすすめ。
言葉にならないような、今ここにいない感覚。それを伝えることのもどかしさ、といったものが
とても強く感じられた。
言葉にできない、この感覚。それを伝えようとおもってもなかなか伝えられるものではないのに
うまくそれを文章表現できていて改めて村上さんに感嘆!
わたしもこういう言葉に出来ないような感覚を伝える文章力をつけたいなと思った。 (2007-02-20)
あらためて、読んでみようかなと、評判のいいタイトルも気になるこの本をとってみた。
個人的には最初と最後の作品が一番好き。
中盤の作品はしつれいかもしれないけどありふれているといえばありふれているかな
あえていうならば「象徴」というテーマなのかもしれない。
自分の象徴的な出来事ってなんだろうと思いをはせてしまった。
表題作「中国行きのスロウ・ボート」が一番おすすめ。
言葉にならないような、今ここにいない感覚。それを伝えることのもどかしさ、といったものが
とても強く感じられた。
言葉にできない、この感覚。それを伝えようとおもってもなかなか伝えられるものではないのに
うまくそれを文章表現できていて改めて村上さんに感嘆!
わたしもこういう言葉に出来ないような感覚を伝える文章力をつけたいなと思った。 (2007-02-20)










