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MW(ムウ) (2) (小学館文庫)
手塚 治虫
→ マーケットプレイス: 122 円 より 定価: 610 円 アマゾン売上ランキング: 8161位 文庫 / 通常24時間以内に発送
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なに?この作品は…
滅びるのは悪か、それとも…。
結城と賀来の運命を狂わせたMWという毒ガス兵器。
MWに侵され余命の少ない結城の目的は、そのMWを使用し、全人類を道連れにすることだった!?
賀来は結城の目的を阻止しようと動き出す。だが、とうとう結城はMWを手に入れた!!
軍や警察が入り乱れ、全人類の命を守るため、結城からMWを奪おうと画策する。そして、最後の切り札として、結城の兄・歌舞伎俳優の河本玉乃丞が呼ばれた。結城に瓜二つな彼は…そして賀来は、結城を止め、そして人類を救うことができるのか!?
かなり非道な性格の主人公・結城ですが、何故か嫌いにはなれません。この世界のどこかに、きっとMWのような毒ガスがあるんだろうな、と思うと背筋が寒くなります。近い未来の一場面を見ているようでした。
ラストのブラックな感じがまた、イイカンジ。手塚さん、やるぅ!!
(2004-03-30)
手塚と読者の真剣勝負
手塚は必ずしも正義をストレートに描くマンガ家ではないことを、この15年で私も徐々に理解してきました。勇気をふりしぼって今回再読したのですが、これは正真正銘の手塚マンガでした。
そしてこの「MW」はラストをすでに知った上で読み返すと、強い憤りを持った反戦への祈りという、実にわかりやすい、手塚の繰り返し描いてきたストレートなメッセージが全編を貫いていることに気づくのです。
「MW」のエンディングが多くの読者が期待したとおりのものであったならば、一読には値しても再読を強く勧める作品にはならなかったと私は感じるのです。妥協を許さぬエンディングを用意することによって、読者にある種の覚悟を手塚は要求したのではないでしょうか。これだけの重いテーマを扱う上で、手塚は作家として読者に真剣勝負を挑んだに違いありません。
だからこそ、この作品に手を出す前に読者は自らに問い掛ける必要があります。今、手塚と徹底的に切り結ぶだけの覚悟が自分にあるのか、と。
強く勧めると同時に、多くの読者に注意を呼びかけたい秀作長編です。 (2003-11-22)
悪の魅力。
最後の飛行機でのシーンは中々のものです。人間の持っている「恐怖」の側面を見せつけるようなこの作品。ぜひご覧になってください。 (2002-01-29)













