商品の情報
|
あたらしい朝 1 (1) (アフタヌーンKC)
黒田 硫黄
→ マーケットプレイス: 560 円 より 定価: 560 円 アマゾン売上ランキング: -- 位 コミック / 通常24時間以内に発送
|
黒田硫黄の新境地(?)
黒田漫画の常連的な「考え無しの若造」を第2次世界大戦時に置き換えただけかと思ったら、随所に昔のこの作者にはなかった表現や描写が出てくる。
にもかかわらず、どこへ向かっていくのかわからないドライブ感や、人生や世界や生命に基本的に肯定的で、快楽的な表現主義は相変わらずで、そこがうれしい。
チンピラ的な安楽生活を送っていた主人公のマックスが、はずみで拾った鞄の大金が理由で軍隊へ逃げ込み、軍隊生活を送るうちに、次第に男として人間として成長していくという、いわば定型のストーリーなのに、まったくありがちに思えないのは、やっぱり黒田硫黄の漫画的実力ゆえ。
この物語は、実際に箱根に駐留していたドイツ軍人の実話をベースにした漫画らしいので、プロット的な結末はたぶんきまっているんだろうけど、それを知ってようが知るまいが、漫画の面白さに全く影響がないのがこの作者の凄みだろう。
しばらくの休筆で知名度的には下降した黒田硫黄、復活したらその漫画はやっぱりすごかった。
ところでこの漫画の軍事的な考証はどこまで正しいんでしょうね? アーミーマニアはうるさいと聞いていましたが、この漫画はノーチェックなんでしょうか。海軍生活が主舞台ですが、軍記物という気はまったくしないので、マニアさんの考えも知りたいところです。 (2008-09-04)
黒田硫黄の久々の単行本
また、氏は本当に食べ物を美味そうに描く。
そんなところも宮崎駿に通じるものがあるかも。 (2008-08-28)













