商品の情報
|
なぜ日本人は学ばなくなったのか (講談社現代新書 1943) (講談社現代新書 1943)
齋藤 孝
→ マーケットプレイス: 202 円 より 定価: 756 円 アマゾン売上ランキング: 106973位 新書 / 通常24時間以内に発送
|
この様になること、30年以上前から予想できたこと!無駄本何冊お書きになります?
この日本の状況を変えるには「日本の国という水槽の水の入れ替え方」(大数学者岡潔博士の著書の題名、無断拝借
Sept-masque de couleur
(2008-11-09)
日本国民は絶対に読むべき
唯一不満に思った点を挙げるが、著者が教育者的立場であるが故か教員の低レベル化には一切触れていない。本の中で、高校生になっても構って貰いたいという幼児性を持った生徒がいる事を嘆くなら、大学卒と教員免許とその後の実習を受けても生徒と友達付き合いしたいから程度の動機で教壇に立つ教員の質の悪さも挙げて然るべきだろう。
偶々読んだ「中学入試国語のルール」石原千秋著には都立高校の質と格差について触れてある。生徒や親の意識に問題の標準を合わせるのなら、教員のそれにも同等の視点を持たなければ読者としては消化不良となってしまう。
(2008-09-26)
天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。
子どもが向学心に燃える社会になるためには?
小さい子はみんな向上心にあふれている。大人(親)は、そして世の中は、もっと子供の明るい将来のためになる価値基準を提示してあげるべきなんだと、痛感させられる一冊。ちょっと惜しいのは、深い考察や体験から導き出された真理とともに、若干、個人の見解にとどまっている感の表現が混じること。密度濃い内容なので、もう少し丁寧に分析・表現すると、説得力が増すのではないかと感じた。 (2008-06-23)
この本を読んで一番感じたこと。そして今後を考えた場合…。
今般は「学ぶ意欲こそ、生きる力であるのに…学ぼうとしないでひたすら受け身の快感にひたる若者」をまず取り上げ、「学ぶ意欲の復権、学ぶ構えの復権」を説いておられます。
今回の齋藤教授の本著を大雑把にまとめると以下の論点が挙げられ、これを若い人たちは改善すべき…そう考えていらっしゃる、僕はこのように理解致しました。
1)教師等に尊敬の念を抱いていた垂直社会が崩壊し、尊敬のない社会=水平社会、或いはインターネットの普及による情報のみを取得する社会への変化。これに対する警鐘。
2)「やさしさ=傷つきやすさ」、そして「濃い付き合いをしない若い世代」=「自分一人の自由を優先的に考える事へのすり替え」への警鐘。
3)「アメリカ化=60年代陶酔型ロック+麻薬+性の解放」=「情熱の欠如、そして教養への反発と無関心」。
4)「書生=修行=深交力」の完全な欠如。
5)「教養主義の欠落」(=自分自身を掘り下げて生きる「哲学」勉強の完全な欠如。)
6)上記の解決方法としての「他者との静かな対話である読書の勧め」。他方で「ガンダム至上主義への批判。J-POP 至上主義への警鐘。」
…非常に簡単にまとめてしまいましたが、以上でしょうか。
…かの美輪明宏さんも…また近著では東大の姜尚中教授も…更には発言はせずともビートたけしさんのご自身の姿勢からも「今の若者は読書をしていない!」ということは明確に答えられています。
僕は「読書から一番得られる事柄」は「自身とは異なった思考の人(現在の人、過去に生きていた人を含む。)の考え方を学び、それを自分なりに考察しながら自身の中に一部は溶け込ませ、一部は排除する事」ではないか、そう感じております。ただし、ロック・ミュージックについては齋藤孝教授とは少し異なり、「非常に自身のアイデンティティ確立に影響を受けたロック・ミュージックがあった!」事を敢えて挙げておきますが…。
一番危惧するのは…「深い、濃い付き合い方を本当にしていないなあ…!」と感じる人が相当数多い事でしょうか。こうした観点を考察するためにも、本著は是非通読してみて下さい。お薦めします。 (2008-06-18)













