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F.I.A.S.C.O.: The Inside Story of a Wall Street Trader
Frank Partnoy
→ マーケットプレイス: 1,551 円 より 定価: 1,504 円 アマゾン売上ランキング: 38119位 ペーパーバック / 通常10~12日以内に発送
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Sadder but wiser
著者は「金銭欲」を強調しますが、「世の中に優秀だと評価されたい」という欲求がまず先ではないのかしら。その評価軸が「金銭的報酬」なのであって。世間に自分を高く売ろうとがむしゃらになった時期の物語、という訳で、これは「青春記」でもあります。「オレは優秀だぞ」と世間に出て行ける人間は十人に一人いるかいないかでしょうが、それに成功し、ある程度は満足し、しかしそれでも悲しかった、と。何故なら「世の中の役に立たない、いや、それどころか、害悪になるようなコトをやり続けるのはイヤだ!」と思ってしまったから。東京オフィス転勤あたりが著者の「ダマスカスへの道」になるのですが、この下りをもう少し豊かに描いて欲しかったですね。
素人に向けた啓蒙書でもあるので、現在価値、デュレーション、コンヴェクシティといったファイナンスのイロハを丁寧に説明してくれます(「convexity is good!」が「丁寧な説明」かは置いておいて・汗)。日本企業の粉飾決算用の仕組み債の説明なども実に丁寧で、是非とも分かってもらおうという情熱が伝わってきます。そのグロテスクさはいかな素人でも理解出来るでしょう。
読了して、Satyajit Dasの『Traders, Guns & Money』と内容的にも重なったのですが、Das氏の悲しみの方が深遠な感じがするのはやはり年輪の違いでしょうか。本書の著者はまだ若いだけあって「怒り」のエネルギーの方が強い。これはこれで「若いって素晴らしい」かもしれません。
(2007-10-01)
最大の問題
日本の銀行が旅館でしかやらせないことを、社内でやらせてしまうのは
スケールが違う。しかも、ストリップショーにチップを払う。太っ腹で
ある。
著者は金の亡者であったはずなのに、神の啓示を受けたかのよのように
悟りを開いた。その心情変化を詳しく分析してくれていれば、完成度が
高かったはずである。
日本語が小生意気な若造口調なのは、訳者の偏見からなのか、
原文からなのか、が最大の問題である。 (2007-06-08)
スケールを楽しむ
その世界をちょっと覗いてみたく本書を購入しました。
金融商品の詳しい部分については知識不足のため理解できませんでしたが、
スケールの大きさで圧倒されました
格付け機関や政府系銀行を出し抜くさまは爽快です
何事もプロには敵わないですね。
(2007-04-22)
金融という世界の恐ろしさ
日本では商品先物や闇金が細々とやっているえげつない商売の仕方を世界規模で大々的に公然と行う世界。その中にいる人間の心の壊れ方は半端じゃない。
何の意味もわからず株や土地を買い占めていた日本は当然カモになる。
「顧客の皮を引っ剥がせ」を合言葉に次から次へと取引をまとめていく。「客」という言葉の意味を再度考え直したくなる一冊。 (2007-04-11)
内容・超GOOD!日本語訳はいまいち













